とりあえず作ってみたブログ

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違いを試してみたが

この前の白浜にて、新しく買ったFinePixF30と愛用のオリンパスμ40の水中での写り
具合の比較に挑戦。ってことで1本目は、気合いを入れてカメラ2台を水中に持ち込んでみました。

まずは、潜水記録から。
潜水ポイント:色津(白浜)
最大水深13.6m 平均水深9.5m 水温26度 透明度8m 潜水時間51分

060929_いざりん(f) 060929_いざりん(m)

岩にへばりついていた、巨体のイザリウオ。左がF30、右がμ40。ともに水中モードでマクロ設定、もちろんフラッシュは強制発光。ほぼ同じアングルなので、色合いの違いを。画では分かりませんが、F30の方がAFのロックがかかる速度が数段速かったです。(μ40、水中でも陸上でもマクロのピントがずれやすい。私が所有している固体だけの問題なのか?全体的傾向なのか?判別がつかないんですが。)

引き続いて、キンメモドキの大群。ただし、どちらも失敗作です。それを承知の上での比較です。

060929_キンメモドキ(f) 060929_きんめもどき(m)

これも最初の組み合わせと同じく、左がF30、右がμ40。
同じ様な地点で写しましたが、明るさが全然違います。F30は明るすぎ、μ40は暗すぎ。実際に目の感じだと、この間ぐらいかと。ハレーションの起こり具合を比べるにはちょうどイイかな?と思って失敗ですが出してみました。

 今回は透明度が悪い状態なので、ハレーションが起こって当然。ただ、この写真の通りハレーションの具合がずいぶん違います。上記のように、F30ではハレーションを起こすと画全体が白飛びに近くなり、μ40では黒地に白い斑点が増える感じになるようです。さらに、他のハレーションを起こした写真と比べても、ハレーションの起こり易さはF30の様に思われます。(フラッシュの光量、撮影感度、これらの組み合わせの違いが原因でしょう)F30の場合、マクロ以外ではフラッシュは禁止にした方が良さそうです。(撮影感度も高いことだし)

 さて、水中での操作性。

F30。シャッター半押しがオリンパスのテコつきハウジングになれると、しばらく違和感が・・・でも水中で電源を再投入したときに、切る直前の設定を覚えてくれているのはありがたい。(水中モードが解除されないのは便利)

μ40。設定の記憶がF30と違って、電源を切ると強制的にデフォルトのプログラムオートに戻ります。電源を入れるたびにボタンを連打して、水中モードにするのはやっぱり不便。(今となっては無意識で連打して変更できるけど。)シャッターの操作性はやっぱり良くできていると思います。

 F30ですが、μ40と比べたら、ずいぶん使い勝手や写り具合が違うのでしばし修行が必要みたいです。1日だけのダイビングとなってしまったので、違いが分かっただけで終わってしまったのが残念なところ。
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