違う種類のコアを買ってみる

デジットの建物が古いため取り壊しらしい、ということで閉店セールとなっているので覗いてみました。ずいぶん前にフェライトコアをいくつか買った際、店員さんにこんなのもあります。と紹介されたのがVITROPERM(ヴィトロパーム)の「VITROPERM t60006-L2030-W514」でした。チとええお値段だったので、気になりながらも今まで買わずじまいでしたが、閉店セールの特価だったので、ゲットしておきました。
早速開封、お試しで4T巻いた時はこんな感じ。

ガッツリまかなくても、こんな感じになります。これに近いかもしれません。これを2段かさねにするのか?もう一丁巻いてみるか…
7Tにするとこんな感じ。

こちらほどではないけど、80MHzあたりまで乱れが少なく良い感じだと思います。
さて、問題はパワーをかけた時に発熱がどれぐらいあるか?でしょうか。発熱するのなら、巻き数は増やせないし、発熱が少ないのならもう一声巻いてみるのもありかも。
手巻きなので、巻き数は少ない方が楽だし、特性の乱れも少ない。でも巻かないとL値が小さいので効果が少ない、悩ましい。大きさですが、直径はFT-114より大きく、FT-140よりちっと小さい、厚みはFT-140の3割増しぐらいあります。
適当に作って、ダミー相手にパワーをかけてみないと判りませんねぇ。しかしまぁ、ナノ結晶軟磁性コア材はフェライト系とは全然違い、少ない巻き数で大きなL値がとれました。表題の写真は、開封してしまったところ。本当は4個入りです。すでに1個試用中です。
デジットですが、初めて足を踏み入れたのは、平成2年ごろだから30年ほど前。場所は変わっていませんが、もうちょっと狭かった記憶があります。