この作業の続きです。週末、実家へ帰っていたので、合間を見てコモンモードフィルタを入れ替えました。
まずL型にコネクタを配置したケースから。元のフィルタ(FT-140#43へ8T FT-114#61へ3T)をばらして、FT-140#43でW1JR巻きを試してみました。同軸が短くて残念ながら8回巻きしかできず。
データシートからだと、50uH強なので3.5MHzでは1kΩ程度、7MHzで
2kΩ程度。使用インピーダンスの5倍程度あればええよ、という古い考え方なら楽勝ですが、今の流行だと3kΩ以上を目指すようなので、少し足りません。10MHzから上なら使えそうです。
#と言いながら、3.5MHzのアンテナ回路へ入れてしまった(^^;;;
もう一個ばらして、FT-240#43を使ったW1JR巻きに変えました。もともとのコア材はFDKのK32材(K32 FR40/27/15)を使用したものです。2000年頃、ハムフェアーのジャンク市で仕入れたものだったはず。FT-140#43より一回り大きく、特性は比較的似た物のようです。このコアで4Tを2連で使っていました。冷静に考えると、L値が小さくあまり効果が期待できない・・20年近く使っていたけど(^^;;
パーツ箱見たらテフロン同軸やらFT-240#43が見つかったので、W1JR巻きでやり直してみました。14Tになりましたが・・16Tぐらいにした方が良かったかな。
取り付けて、100Wで送信しても熱くないことを確認したところで時間切れでした。表題の写真が取り付けた様子。3回路の切り替え器で、向かって左は
10年前に作ったもの、真ん中と右が今回の物。コネクタのL型配置、この取り付け方なら大丈夫かな。
中身を外した箱や、K32材のコア、FT-140#43を持ち帰ってきました。ちょっと続きを考えてみます。