とりあえず作ってみたブログ

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TL-922のバイアス回路を直してみる

お正月の暇つぶし第2弾。この前、TL-922のBIASツエナーを破壊してしまったので修理しました。

 修理前の様子から。

100103_修理前 100103_修理前のアイドリング

 左側が破損したBIAS回路。見た目には壊れているとは思えないが・・・右の通りバイアスがかからないのでCWモード側だというのにIP=150mAと流れすぎ。

 同じ10Wクラスのツエナーが手持ちにはないし、買うと高価なので代用回路で直すことに。パワートランジスタ(PC=20Wぐらい)と6.8V(0.5W)のツエナーダイオードを空中配線でまとめて実装してみました。(取り付けを楽にするためにフィンまでモールドされた石を選んでみました。)

100103_修理後 100103_修理後のアイドリング電流

 あまりきれいな配線ではないけど、完成の図が左。そして右が作業前と同じ条件でのアイドリング電流。ばっちり減りました。ダミー負荷でチューニングを取ったところ、アイドリングが減った分と同じだけプレート電流が減ってます。

 代替え回路を備忘録代わりに書いておきます。

100103_代用回路

 トラブル時にトランジスタを保護するためには、ヒューズを入れておいた方が良いと思われます。今回入れ忘れたので、次の機会にヒューズを追加することにします。
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大きめのダミーロードの工作[3]

お正月でごろごろするのもそろそろ退屈なので、この前の続きをやってみました。

 50MHzでは若干反射が多いため、補正板をどうやって実装するか悩んでいるところでした。それはさておき、やっぱり耐電力が気になるのでひつます先に強制空冷FANを取り付けて1kW入れられるかどうか?試してみました。

100102_全体風景 100102_上面

 テスト風景と天板の様子。天板にACファンを3ヶ並べています。風の向きはとりあえず上から吹き付け。ただ、デジットの格安品だったのでAC115V仕様となり、1機あたりの風量は少な目かも。ファンは天板側にすべての部品が乗っているため、抵抗体と空冷部は完全に分離できます。こうしておけば抵抗体の手直しも問題ないはず。使用したリニアアンプはTL-922です。写真からダミーロードの大きさが想像できるかと思います。

テストその1

100102_600Wpep_dot連発

 7MHzCWモード、出力600Wpepで短点連発です。(速度は120文字/分程度)7~8分ほど続けてみました。この程度では、ほんのり暖かい風が出るだけで、楽勝みたいです。
 
テストその2

100102_1kW_CW

 7MHzCWモード、1kWのパワー計の写真です。1分間程度キーダウンしてみました。結構暖かい風が出てきてますが、問題はなさそうな感じです。ただ、抵抗体の温度がどこまで上昇しているのか?分からないためどれぐらいの時間使えるのかは見当がつかず。

 こんな感じで当初のもくろみ通り1kWダミーとして使えるようです。あとは、補正板を取り付けないと・・・
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大きめのダミーロードの工作[2]

今日もHAMネタ。
この前のシャーシ加工の続きが何とか終わりました。この状態でパワーを入れてみました。

091228_内部

 やっぱりケース小さかったかなぁ~。

091228_28MHz

 28MHzでの様子。このバンドでSWR=1.3。チと高いです。50MHzだと、SWR=1.4。ともに使えなくはないでしょうけど、ダミー負荷としてはもうちょっと追い込みたいところです。ということで、今回は補正板が要るようです。どうやって実装するか?しばらく悩んでみることにします。
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今月のQSLカード

今日もHAMネタ。

091227_QSL

 今月到着分のカードです。JW/OK1IPSのカードがまさかこんな時期に返って来るとはねぇ~。我ながら珍しく、電信でなく電話のSSBでした。ZONE40のJW(スヴァールバル諸島)のカードは始めては回収出来たような・・・

#ウィキペディアによるとスヴァールバル諸島は人が定住する最北の地らしい。ちなみに北緯は78度55分だそうで。
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大きめのダミーロードの工作[1]

今日もHAMねた。

前の工作に続いて、もう1組分抵抗があるので製作を開始しました。

091220_材料

 今回の材料は、100Ω150Wのエレマ抵抗が2本。純正の固定金具は東京出張の際、秋葉原にて入手しておいた物です。抵抗の全長が25cmと長いためケースをどうするかが?悩ましい。日本橋で何軒か回ったけど、縦長で都合の良いケースが見つからず、やむなく横長のケースにしました。(リードのAM-5D

091220_本体

 現段階ではここまで完成。抵抗とコネクタの実装は完了しました。あとアースの板金工作が残ってます。まずは、自然空冷バージョンを完成させてから、強制空冷にバージョンアップさせるつもりです。
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再びTL-922と格闘してみる

昨日の続きなので、今日もHAMネタ

 異常発振するようになったTL-922。グリッドのアース周りが気になったのでもう一度。

091128_ソケット周り 091129_ソケット周り

 なんだか間違い探しの様相がありますが、左が昨日の異常発振状態、右が手直し後。グリッドのピンが3本ありますが、直結アースは一点だけで、あとは220pFを通してアースへ。直流的にはいいけど、高周波的にはやっぱりまずい。220pF経由ところも、コンデンサをはずしてアース直結へ手直し。これで、21MHzから上の発振は収まりました。チューニングの動きの違和感もこれでなくなった感じ。

 気になるパラ止め。こちらははずしてみましたが、抵抗の破損はなさそう。図面に抵抗値が書いてないので、備忘録代わりに47Ωがを2パラ、とメモっておきます。

091129_BIAS部分

 さて、アイドリング電流がやっぱり多め。CWモードで約200mA、SSBモードだと300mA。やはりバイアスのツエナーを飛ばしてしまったようです。ヒータートランスの中点の電圧を追ってみましたが、送信状態では0Vとバイアス無しになってました。(スタンバイ時のカットOFFはちゃんと100V以上ありました)バイアス回路の部品がないので調達しないと・・・安くあげるには小電力ツエナーをブーストするしかないでしょうか。

 最後に記念撮影です。

091129_はずしたパーツ

 さて、昨日からはずしたパーツを並べてみました。
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久しぶりに通電したら

今日もHAMネタ。

 久しぶりにダミー負荷相手にTL-922を試運転。ところが、すぐに火花とともに電源ヒューズが溶断してしまいました。

091128_ソケット周り 091128_底板

 高圧のディスチャージ後、分解してみました。グリッドのRFCが焼け切れたので、スズメッキ線で直接アースして応急処置。写真左が応急処置後で、右はRFCが焼け切れたときに底板にできた痕。FUSEも見事に切れたので、予備品と交換です。念のため、RFCが切れた側の真空管はGKタッチなど起こしていないかテスターで確認してますが、大丈夫でした。

 これで、通電しても火花は飛ばずそれなりにパワーは出るようになったが、どうもチューニングがしっくりこないし、能率も良くない。入力のSWRも高くなってしまった。アイドリング電流も200mAと流れすぎているはず。21MHzから上では、入力なしで送信状態にするだけでもパワー計が振れてます。どうやら発振しているようです。

 もうばらす気力がないので、明日にでもBIASツエナーやパラ止めの様子を見てみることに。
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今日もプチ高所作業をする

今日もHAMネタ。

091127_ローバル

 この前の作業の時に少し気になる箇所があったのでローバルを持ってタワーへ。側面に張り付いて塗料を塗るのでさすがに今回は写真はありません。タワーの他、屋根にも一部傷があったので、錆びないようについでに補修しておきました。屋根の方が補修箇所が多くて時間がかかってみたり。

 表題の写真は倉庫においていた亜鉛メッキ塗料
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今日も再びトライしてみる

今日もHAMねた。
この前からつぼにはまっているIC-731の修理です。前回、組み上げた結果、UP/DOWNともに動かなくなってしまった理由は簡単でした。

メインダイヤルの立て付けが不味かったから。

 なんともまぁ~お恥ずかしい。光学エンコーダーをシャーシにネジ止めするときにネジをしめすぎると、検出位置が動いてしまうようです。

091114_エンコーダーパルス

 エンコーダーの出力パルス(2相分)を捕らえてみたのが上の写真。ダイヤルを回しながら、デジカメで写したのでなかなか上手く撮れませんけど。こんな感じなら問題はないと思われます。(結局この波形を確認しながらエンコーダーを取り付け直したら回復)

 これでも、時折UP/DOWNがスムーズに進まないことがあります。特にDOWN方向がなんだかおかしい。そこで、再び回路図の登場です。

091030_エンコーダー回路

 カウンタICの4510のU/D端子の信号を見たところ、前回同様DOWNのLが怪しい。(図面のg点)ロジックがLになるけど、時々Hが混ざっている。HになったときはUPなので周波数の動きがおかしくなってしまうようです。そして、UP/DOWNの方向が狂う原因はどうやら図面f点の波形にあるようです。UP時はHのパルスが出るが、DOWN時はLで固定が正解。ところが、DOWN時でも勝手にHになる瞬間が観測できます。

 とりあえず今日はここまで終了。次はどうしようかな。
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再びプチ高所作業

今日もHAMネタ。寒くならないうちに再びプチ高所作業です。

091107_HB062FDX中身

 買ったのはミニマルチアンテナHB062FDX。今週、ポチっと注文mailを送ってしまったのでした。すでにクリスマスツリー状態のタワーに追加するとなると大きなアンテナは避けたいところ。このクラスなら他メーカーにも製品があるけど、強度的にどうでしょう?(かつて某社の軽量4エレを取り付けたが、台風でグニャグニャに曲がってしまい粗大ゴミになったことが。)電波が出せればいいのだということで、こちらに決定。小さいから既設アンテナへの影響も少ないはず。

091107_地上で組み立て

 地上で組立。ここの製品はパイプに番号シールがあるから、間違えることはなく、さくっと組み上げ完了。タワー上部と地上間にロープを垂らしておいて、上まで引き上げます。タワー上では、既設アンテナのエレメントとぶつかりまくるため、取り付け位置に持って行くまでややアクロバット気味だったりしますが、取り付けたらこんな感じです。

091107_完成1 091107_完成2

 下の5エレトライバンダーと比較したらかなり小さいですねぇ。各エレメント、3mぐらいの長さがあるにもかかわらずかわいいアンテナに見えます。取り付け後、タワーをクランクダウンした状態で新アンテナの整合状態、既設アンテナの状態を確認します。当初のもくろみ通り、詰め込んだ状態だけどアンテナ間の干渉は大丈夫のようです。

 さて、完成時の写真が日没状態なのは、SUSネジが噛み込んでしまい取り外し不能になってしまったのでした。せっかく吊り上げたのにもう一度降ろしたのでした。

091107_まいったなぁ

 これが噛み込んだネジ。どうしようもなかったのでサンダーで切断してしまいました。(SUSにしては柔らかかったような)噛み込んだ数はなんと3ヶ。過去にミニマルチアンテナの製品を3本買っていますが、こんな目にあったことはないだけに、この辺何か気になります。
 近所のホームセンターで代替えパーツを調達して作業再開。幸いマストクランプでもブーム側だったのでアンテナを降ろすことができました。タワーの上で切断することになっていたらどうなったことやら。

 そんなこんなで今日はタワーの昇降を4往復。チと運動不足気味を感じました。それにしても、うっかり予備がないナットを落としてしまい、拾うための昇降は辛かったなぁ~。
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