とりあえず作ってみたブログ

<< 今日もプチ高所作業をする | main | 再びTL-922と格闘してみる >>

久しぶりに通電したら

今日もHAMネタ。

 久しぶりにダミー負荷相手にTL-922を試運転。ところが、すぐに火花とともに電源ヒューズが溶断してしまいました。

091128_ソケット周り 091128_底板

 高圧のディスチャージ後、分解してみました。グリッドのRFCが焼け切れたので、スズメッキ線で直接アースして応急処置。写真左が応急処置後で、右はRFCが焼け切れたときに底板にできた痕。FUSEも見事に切れたので、予備品と交換です。念のため、RFCが切れた側の真空管はGKタッチなど起こしていないかテスターで確認してますが、大丈夫でした。

 これで、通電しても火花は飛ばずそれなりにパワーは出るようになったが、どうもチューニングがしっくりこないし、能率も良くない。入力のSWRも高くなってしまった。アイドリング電流も200mAと流れすぎているはず。21MHzから上では、入力なしで送信状態にするだけでもパワー計が振れてます。どうやら発振しているようです。

 もうばらす気力がないので、明日にでもBIASツエナーやパラ止めの様子を見てみることに。
comments (2) | trackbacks (0)

Comments

西村さんの蓄積を参考にさせていただきました。TNX!
対策と結果はお察しの通りであります。
mori!? | 2009/11/29 21:37
TL-922がほぼ100%陥る症状ですね。そのRFCの変なリアクタンスで発振⇒大電流が流れる⇒ツェナーがショート⇒ヒューズが溶断のプロセスなんでしょう。
パラ止めをチェックして大丈夫なら、3-500Zのグリッドピン3本ともを最短距離でシャーシに接地することで、21MHz以上の発振は収まると思います。
JF3DRI | 2009/11/29 19:36

Comment Form

Trackbacks