粟国島運用のメモ(アンテナと機材)
粟国島から戻って日が経ってきました。まだ、記憶があるうちに、粟国島運用の記録だけ残しておきます。また離島運用できそうなときに、同じ失敗をしないためと言うことも含めて・・・
まず、この案件から。
○アンテナ編
釣竿を2本持参。ともに5mクラスです。10mクラスを持っていこうかとも思ったが、どこまで運用できるかわからなかったのでやめました。5mクラスだと軽量だから扱いやすいです。5mクラスを2本とローバンド用に10mクラスを1本、この組合せが良いかもしれません。
アンテナは、逆Vで地上高低めで調整済みのものを持参。18/21MHz兼用のアンテナは、反射もほとんどなく、SWRは推定1.2程度と良好でした。一応フロートバランが入っています。雨だったので、ゆうパックの伝票袋で簡易防水の工作を(笑)。ホット側を釣竿に沿わせ、コールドエンドはバルコニーにある物干しロープに沿わせてみました。ともに、外へ出すほうが良いとは思いますが。
出かけるときは、釣竿をしまい、ムセンのときだけ表に出す。即席ながら、3分でアンテナ設営と撤収が出来る状態でした。釣竿の固定はロープで縛っていました。柱の形状によってはインシュロックが使えるのですが、今回は不可でした。
同軸は3D-2Vで長さ10mぐらい。両端にBNCコネクタ。リグ側のMコネクタを除いて、持ち込んだ機器のコネクタはすべてBNCにしておきます。予備の同軸はRG-58Uで10m。ジャンパー用に短い同軸も1本持参。
アンテナ調整時、FT-817の内臓SWR計だけでは判りにくい。50MHzのアンテナの設営でやや苦戦。荷物に隙間を作ってアンテナアナライザーを持参すべきかも。
ロングワイヤー+チューナーという手が一番お手軽かと思います。ただ、5Wと非力なので、せめてアンテナぐらいはちゃんと共振したものを使いたいのが人情かもしれません。
3枚の写真は18MHz仕様のアンテナの様子です。
○機材編
機材を梱包すると、写真左の通りです。14インチクラスのノート用PCケースにすべて入っています。外に出ているのは、釣竿の2本だけ。仕舞寸法60cm以内の釣竿です。これらをすべてダイビング用のキャリーケースの隙間へ入れました。(重さ5kg程度?)
ダイビング用のキャリーケースへ入ったものの、キャリーケースが重くなりすぎる点が問題です。特に、復路はダイビング器材がやや湿っていることが多いのでさらに重くなります(汗)。
カバンに入っていたものは以下。
・FT-817 ジャンクの電源アダプターを改造した電源(13V4Aクラス) 1式
・同軸ケーブル。3D-2V RG-658U ともに10mを各1 短いケーブル1本
(すべてコネクタはBNCで統一)
・アンテナ(DPのエレメント3式) 7MHz用 18/21MHz兼用 50MHz用
・144MHz用のロッドアンテナ (これはおまけ)
・予備の電線 少々(ロングワイヤー用)
・変換コネクタ、延長用コネクタ類
・フロートバラン 2式 (自作品。小型化してある)
・アンテナチューナー(手動の自作品。これも小型化してある)
・メッセージキーヤー(これも自作で小型化)
・携帯用パドル(CQのWEBショップにあったもの)
・電源用、キーヤー用などの接続ケーブル一式
・簡易なヘッドホン。
・工具(ニッパ、ラジオペンチ、ドライバ)
・ロープ、ビニールテープ インシュロック ワニ口クリップ類 適量
(ワニ口クリップ、いざというときに役立ちます)
・テーブルタップ ←無いと意外に困る(^^;
・マイク
・FT-817 チルト用のスタンド
・ログ用のノートと筆記用具。(今回は紙ログ+手打ち)
次回もっていったほうがよいと思われる忘れ物が以下です。
・テスター
・アンテナアナライザー
・防水用のビニール袋。出来れば厚手の方が良い。最悪はレジ袋で。
小型化の要検討物件。
・マイク。
これが意外にかさばっています。もっと小さくしたいところ。電話での運用は元々少ないのでマイクを持っていかないという手もあるかもしれないが・・・今のところそこまで割り切れていないようです。
大きな忘れ物無く、大丈夫でした。測定機器を持って行きたいのですが、すでにかばんが満杯です。2個口にするか?今回みたいに無理やり1個へ詰め込むか?この点は次回でも悩むことになりそうです。
表題の写真は、運用中の様子。紙ログ+手打ち、長らくこのスタイルでやっていなかったので、忙しかったけど新鮮でした。