とりあえず作ってみたブログ

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バンドスコープのお試し

230814_sdr 230814_試運転

 やはりバンド内を目視したい・・ってことで、お盆に帰省した際、TS-590SGの外部受信機端子へSDRをつないで来ました。今まで、安ければ1,000円でお釣りが出るRTL系のSDRを試してきましたが、やはり受信感度も分解能も値段相応。さらに、使いたいHF帯では、ダイレクトサンプリングかダウンコンバータが必要という点もつらいところです。ってことで、ちょいと予算オーバー気味ですが、AirspyHF+を思わずポチってしまいました。

 実家へ持ち帰る前に、自宅で環境を変えてセットアップしてみました。windows系は簡単です。Win7ではドライバインストールが必要ですが、Win10では不要でした。airspy用のサーバソフトも、ゴリゴリ設定を触らず、auto認識で動きました。受信側はSDR#でspyserverを選んでいます。

 他、ラズベリーパイでも使用可能とありますが、こちらで試したbullseyeの環境ではうまく動きませんでした。本当はラズベリーパイでspyserverを動かす、が本命だったんだけど・・・。ここ半月ほど合間にあれこれやってみましたが、残念ながらうまく行きませんでした。webで検索しても、spyserverが動かないってネタはいくつか見つかりましたが、こうすれば解決するってノウハウも見かけたので試しましたが、うまく行かずでした。

 ということで、シャックではホストPCにぶら下げてきました。スキャンする帯域を40kHz前後、8bitPCM伝送であれば、350kBPS程度しか帯域を喰わないので、音声と同時に送っても大丈夫なはずです。ホスト側のCPUパワーも2%ぐらいでしょか‥受信機側はそれなりにCPUパワーを喰うので、余っているネットブック等では動くけど余裕がないと思われます。(なんだか波形と音にずれがあるような)

 7MHzを中心に受信してきました。やはりRTL系より感度も信号の分離もいいです。ちょっとしたパイルアップなら、ウォーターフォールも分離して呼んでいる局の数だけ見えている感じ。

 表題左の写真は、開封の儀の前の記念撮影(笑)。右の写真が、自宅へ帰ってきてからミニノートで動かしたときの様子。cerelonN4100なので、とりあえず動くレベルって感じです。

〇自分用の備忘録
・spyserverのポートは5555。他のアプリで使用済みのため変更し、6000。
・configでのbindport設定は、範囲指定が必要で、6000-6666と記載。

〇余談
 ラズベリーパイ用のspyserverにてRTL-2832Uを使用するのは比較的簡単でした。configを見ていると、ダイレクトサンプリングでも動かせそうです。この路線で、何か使い道は無いのか?考えてみようかと思ったりしています。
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