とりあえず作ってみたブログ

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CATのメモ(FT-817版)

200523_手動コマンド発行

 いろいろ触ったので、せっかくだからメモで残しておきます。FT-817、FT-857のCATコマンドのメモ。

・FT-847と違ってCATの通信開始・終了コマンドは無い。
(FT-847のCAT開始の5バイトは、817だとダイヤルLOCKになる。)
・周波数取り込みコマンド 00 00 00 00 03 を投げると、5バイトで周波数、モードが戻る
・周波数設定やモード変更コマンドを投げると、ACKとして 00 が戻る。
・コマンドミスの場合のackは F0 が戻る。
 (なんと、この応答がある件、標準添付の取説には記載がない・・)
・モードチェンジコマンドが化けた時にF0を戻しながらダイヤルロックすることあり。
#これって、ファームウェアのバグじゃないのか?

 この前、周波数やモードを変えた後はまったは、このACKです。ackの分だけ受信バッファーに1バイト要らない文字が入るから、ずれたままとなったわけでして。。一度、手動でコマンドを投げて応答し確認したのに、ACKがあることを見落としていた、というのが深みに落ちてしまった原因です。(^^;;;

 ってことで、周波数チェンジ、モードチェンジ後、最初のポーリングの時だけ、受信バッファーを空にするとACKを捨てられるので、正しく状態が取り出せるというとでしょうか。ということで、この前の手直しも、対処療法だけど間違っていないと思います。

 表題のキャプチャーは手動で、周波数を7,020kHzへ切り替えるコマンド。下の受信がackの00。
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FT-857DMでテスト

200523_FT857D

 こちらの続きです。FT-817に続いて、FT-857DMでもテスト。とりあえず動きます。ただし、MODE変更コマンドを連続で投げると、データが化けでダイヤルLOCKになることがあります。(FT-817でも現認)
 現象が出たのはともに自作のレベル変換基板です。全く別の個体で試さないと、ソフトなのか?ハードの問題なのか?よくわからず。

 ほかにはFT-991Aがあるので試そうかと思いましたが、CATコマンドリファレンスを見ると、FT-2000と同じ体系(KENWOOD系かな)です。ということで、5Byteのコードを投げて制御する、FT-817とは違っていました。

#yaesuのマニュアルはこちらから
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