1Tでの比較


こちらの続き。忘れかけていますが、FT-140#43とFDK製のK32 FR40/27/15との、1ターン時のL値を張り付けておきます。
FT140#43 K32
1MHz 1.1 1.0
5MHz 0.80 1.0
10MHz 0.55 0.62
15MHz 0.45 0.48
20MHz 0.40 0.40
25MHz 0.36 0.36
30MHz 0.34 0.33
単位は省略したけど、μH。表題左の通りアンテナアナライザーで見ています。高い周波数はどうなんだろう?Lのはずが、Cに化けて見えたりするので、50MHzとかのデータは割愛です。30MHzでは、一応、Lとして見えていますが、測定値は参考程度にしかならないかもしれません。
双方のデータを見ていると、初期透磁率は#43材で850、K32材は700とアマチュア的にはほぼ同じようなもの、と見てもよいかもしれません。(厳密には他の特性比較も必要です。あしからず)
落ち込み方から見ると、#43材のほうが、K32材より良好のように思われます。表題右の写真が、コアの比較写真です。左側のやや小さい方がFT-140#43、右側の大きい方がFDKのK32 FR40/27/15です。