同軸ケーブルの更新
久々のHAMネタ。2000年春のタワー建設時以来で、主たる部分の同軸ケーブルを更新しました。タワーの同軸、最上段のところに継ぎ目を作っています。継ぎ目はどうよ!という考え方もありますが、タワーの最上段に継ぎ目を置いておくと、ローテーターの回転で劣化したり、巻き込んで痛めても、アンテナを入れ替えても手早く交換できて便利です。
継ぎ目は念のため、N型コネクタにしてコネクタロスは必要最小限に抑えています。
まずは旧同軸の撤去。5D-FBを2本、5D-2Vを2本、合計4本を抜きました。F倉のLITEケーブルはどうかと思い5D-FBの代わりに5D-HFAとし、ずいぶん前に事前加工は終わらせていました。同軸撤去後、室内で新旧並べたのが上の写真です。
敷設後、室内側にMコネクタを取り付けてSWR確認。swrを見るとアンテナと同軸ケーブルの関係が分かるので、コネクタ上げしてから丸札の取り付けを行っています。
最後に、自分用の備忘録で作業履歴など。
・11月26日(火)
旧同軸撤去。室内からタワー最上段付近まで。午後に1時間半ほど。
・11月27日(水)
同軸完全撤去。新同軸敷設。午前中に2時間半ぐらい。
・本日
夕刻に、コネクタ取り付け、SWR確認。室内整線。約2時間半。
気になった点や残件など。
・ケーブル長は20m強で十分足りる。予備となったケーブルの実測長は19.5m。
・5D-FBに比べてケーブルが硬い。タワー昇降による経年変化が気になる。
(ロスはFB系より良好)
・灰色シースのケーブルは痛みが激しい。黒のほうが劣化が少ない。
(分かってはいたことですが、見比べると差が歴然)
・ローテーターとCD78JRの制御線は未更新。それなりに劣化あり。
→灰色ではなく黒のビニルキャブタイヤにしたいねぇ。
・SWR、全体的に改善したと思われる。
・屋根のところで1箇所。通線ワイヤーを使ったほうが楽。3mで足りる。
最後に表題の写真は、作業後の様子。