とりあえず作ってみたブログ

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タワーのメンテナンス

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 この前やってしまった件の後始末(汗)。補修部品のガイドローラーは、送金したら即日、送ってもらえました。早々に届いたのに、天候と休みがかみ合わず、やっと今日になって作業できました。(CCT-14用のガイドローラー、見積書では上下別々の部品のように見えたけど、同じものらしい。)

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 まず、巻き込んだ同軸の救出とガイドローラーの交換。左が、見事に巻き込んだ図(恥を忍んで公開)。真ん中が同軸を救出しガイドローラー交換後の図。右が、購入した新品のガイドローラーセット。グリスをつけてくれましたので、ホームセンターへ行かずにすみました。
 ガイドローラー部の分解で使ったスパナのサイズは「13」でした。タワーの状態によってはボルトをたたかないと抜きにくいかも。グリスアップして元へ戻すのを4回繰り返し。
 下段のガイドローラーは、まだ欠けたりしていないので、交換しないで、分解・清掃・グリスアップだけで済ませました。下段のガイドローラーは、簡単に抜けました。

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 巻き上げワイヤー用のプーリーも分解して、グリスアップ。建設から15年も放置すると、見事にグリスが干上がっていました。ここのダブルナット、かなり締まっていたので、はずすのに一苦労。持って上がったスパナサイズが小さくてモンキーで対処したから余計に時間がかかってしまいました。後で図面を見たら、ボルトサイズがM16なのでスパナのサイズは24で大丈夫だと思われます。(これは備忘録)

 写真は、分解したときの様子です。プーリーの左右、それぞれにワッシャが入っているので落とさないように注意が必要です。(これも備忘録) ここのグリスアップで、タワーの巻上げが軽くなった。定期的に分解してグリスアップすべきポイントのようです。

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 これが取り外した、ガイドローラー。ほんまに状態が悪いのは1個だけ、あとの3個は予備品として残すことに。

 写真はありませんが、ケーブルの結束を全部やり直しました。最初は、屋根の上へ引っ張り出してみましたが、どうしてもよじれてしまいうまくいかない。下で畑仕事をしていた父に頼んで、数回に分けてタワーを伸ばしてもらい、ケーブルを垂らした状態で結束をやり直しました。(まっすぐ伸ばさないとだめでした)

 昼休憩を挟んで、朝10時過ぎから始めたのに、同軸の結束作業が予想以上に手間取り、全部の作業が終わったら午後3時でした。そして、タワーの昇降回数は4往復。

 残念ながら、同軸ケーブルですが巻き込んだ箇所の皮膜を破ってしまいました。今のところ、SWRの劣化は見られませんが、多少水も入ってしまったような感じです。建設から15年、破損箇所以外でもケーブルのシースが劣化しているところが散見されるので、ケーブル交換の検討を始めないといけないようです。
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