日本最西端の地

与那国島は東西に長い島で、西の端が西崎(いりざき、と読む)、そして東の端が東崎(あがりざき)。西崎は日本国内でも一番西の端の陸地になるのです。そんなんで表題のような記念碑が建っています。滞在が与那国島西部の久部良(くぶら)だったので、歩いて15分強と近いので滞在意中何度か暇つぶしに行きました。
 
  
 
西崎の上には言うまでもなく、灯台、展望台があります。ここは台湾まで111km、そして石垣島まで120kmという位置関係。天候が良ければ台湾が見えるらしいが、年間を通じても数えるほどしかないそうです。台湾が見えてしまうと、そのあと嵐が来るという言われもあるのだそうで。(これは俗説ではなく、気象的にも正しいらしい。)
一番右の写真は、展望台のちょっとしたからく久部良の集落を望むアングル。まぁ、こんな感じ。

これは、滞在先のテラスからみた西崎と夕日。日本で一番最後に沈む夕日であります。この日はちょっと雲が多かったけど・・・前述の滅多に台湾が見えない・・のとおり、水平線にはいつも雲が立ちこめています。なので、太陽が海へ沈んでいく様子は滅多に見えないそうです。この写真みたいに水平線の直前でいつも陰に隠れてしまうのです。
時間的にも、大阪より日没が1時間程度遅く、4月半ばなのに日没は夜7時過ぎだったはず。(実際には雲に隠れるから暗くなるのは少し早い)
そういえば、日本最西端の地へ行った証明書みたいなものがもらえるらしいけど、貰うのを忘れていました。久部良にいたら、それが日常なので記憶の彼方へ消えしまっていたのであります。(1週間泊まった「よしまる荘」は日本最西端の民宿です。)