瀬を歩いてみる
またもやこの前の東北の旅の取置きのねたから。2日目の朝、旅のメインでもある奥入瀬渓流の散策へ出かけました。道路沿いに遊歩道があるので、自由に入ることが出来ますが、折角なのでホテルのガイドツアーへ申し込んでみました。
散策コースは、中流域の石ヶ戸から雲井の滝まで、3kmぐらいです。この向きだと、下流から上流へと流れに向かって上っていきますが、道は比較的平坦なので、さっさと歩けば小一時間で踏破出来るようです。ガイドツアーなので、話を聞きながら3時間ぐらいかけてのんびり歩きました。
左の写真が最初に見えてくる石ヶ戸。昔のマタギ(猟師)の休憩場所だったらしいです。右側にちょこっとだけ写っているのがガイドさんの手。そして、右の写真が石ヶ戸の瀬。
至るところにこのような景色があります。
要所要所に距離案内。これで1/3ぐらいのところ。
阿修羅の流れです。奥入瀬渓流の写真と言えば、ここが多いようで。
続いて、平成の流れ。平成11年の土砂崩れにより出来た新しい流れです。近くまで入れなかったのでちょっと判りづらいのですが、阿修羅の流れより豪快みたいです。ガイドさんの話だと、車で通ると、平成の流れは通り過ぎてしまう確立が高いそうです。土砂崩れがあった、ってことで森の様子が違うことに気がつけば判るとか?
飛金の流れです。だんだんゴールが近くなってきます。
ゴール地点の雲井の滝。表題の写真も雲井の滝です。ここで、ホテルからの送迎バスに乗って帰ります。
最後に番外ネタ。
オレンジ色の粒や白いところが粘菌だそうです。ちょうど放送中だったウチの夫は仕事が出来ない、というテレビドラマの主人公の趣味が粘菌でした。こんな小ネタを教えてもらえるのがガイドツアーの魅力ですね。知らなかったら、確実に素通りです(笑)。