とりあえず作ってみたブログ

<< November 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

TL-922の手直しを真似してみた

久しぶりに、はんだごてを持ってごそごそしてみました。大変マニアックな話なのでその道の方でない人、ごめんなさい。

ー・・・ー

なにもないBLOGで紹介されていた、TL-922の改造記事。すごく気になるので、試してみました。

060205_TL922改修前

こちらが改修前。ヒーターの極性あわせと、真空管をドライブする部分の手直し。確かに、こちらの記事を読むと理にかなっていると思うのです。(だから試してみることに)

060205_TL922改修後

配線のつなぎ換えなのでそう難しくはありません。元々の部材では届かなかったので、ヒーターの配線は手持ちのテフロンケーブルを使いました。カソードへのドライブ回路も元々のセラミックコンデンサでは足が届かなかったので、別途用意したセラミックコンデンサを使っています。こんな感じの処理でいかが??
はんだがしっかり乗っていたので、部品の取り外しにちょっとだけ難儀しました。ヒーターの配線は、一応細いスズメッキ線で縛って脱落防止をしてあります。そこまでしなくてもいいと思われますが。まぁ、10年ほど前に、別のアンプで発熱からヒーターの配線が脱落し故障した苦い経験がありまして。

終わったら早速試運転です。

060205_14MHz950Wout

まず14MHzにて。これで出力950W。IP=580mA EP=2.6kV。ってことは入力1508W。効率63%。

060205_7MHz1050Wout

 次が7MHz。これで出力1050W。IP=630mA、EP=2.5kV。入力1575Wとなり効率は66%。

#パワー計が少し気前よく振れているような気がしなくもないが。

 最大出力ですが、若干増えたかもしれません。改造前は確かに14MHzでは900W強でしたので。きっちりと条件をそろえて記録したわけではありませんので、断言できませんけど。
- | -

怪しい宴

高知からこの方が出張でお越しだというので、この方が幹事で怪しい宴が梅田でありました。

060127_仲が悪いらしい

 夜7時頃から始まったようですが、仕事が終わるのがちょっと遅くなり遅刻し、8時頃から参戦。でも延々と店に居座って、話がとぎれることなくつづき、終わったら11時をすぎていました。時間を忘れる宴会はホンマに久しぶり。

#写真を見たらバラバラの集団ですなぁ~

さて明日も出勤だからここでお開きに。
comments (0) | trackbacks (0)

No PLC!

PLCとは、簡単に言うと電力線インターネットのこと。コンセントに機器をつなぐだけでインターネット網に入ることが出来るという次世代技術です。
 と、言えば聞こえはイイしアイディアもすばらしい。ただ、これを実現するには、非常多くの技術的問題を抱えています。そのため、推進派と反対派が厳しい論戦を繰り広げています。

 技術的に何がまずいか?自分の理解する範囲で簡単に言うと。

電力線は電力の伝送のための電線であって、通信情報を送るための機能を備えていません。そのため、電線は信号を送るとともにアンテナとしても動作しうるのです。アンテナとなってしまえば、通信信号が不要電波として周囲にばらまかれる問題、逆に外来電波の影響を受けてPLCの通信できないと言う問題。2つが想定できるのです。なお通信信号が短波帯に相当するため、短波放送を始め短波を利用するいろいろな無線設備が被害を受ける可能性があります。(日本では短波放送を行う日経ラジオ社が死活問題です。)

 PLCの問題について書いたページをいくつかあげてみます。
 ・ラジオ日経の意見書 (これが一番端的に書かれている必読の書。)
 ・ラジオ日経「PLC問題を考える」
 ・PLC電力線通信って何だ?
 ・電力線インターネット=電力線搬送通信について考えるページ
 ・国立天文台電波専門委員会 (電波観測もするので)
 ・日本アマチュア無線連盟の見解
 ・HF-PLC Watching Site

 総務省内で、PLCについて研究する会合がありました。しかし、議論は平行線をたどり推進派と反対派の折り合いがつかないまま現在に経っているようです。折り合いがあまりにもつかないため、総務省パブリックコメントという形で世間一般の意見を募る事となったようです。

 個人的にもHAMを楽しむ上では短波帯が使えなくなっては困ります。そこで、私もパブリックコメントに一筆投書しました。
続きを読む>>
comments (3) | trackbacks (0)

また、プチ高所作業

先日破損した同軸ケーブルを取り替えました。(今日やらないと、1年以上放置しそうな気が。)

050927_タワー

束になった同軸ケーブルをバラしてみると一番上のアンテナ(RN4DX)につながるケーブルの破損がひどく、続いて一番下のアンテナ(TH5mk2)につながるケーブルが小破損。真中のアンテナ(CD78jr)の同軸とリモコンケーブルのみが生存しているようです。

一番上のアンテナには、タワーの一番上からさらに2.5mちょっと上なので、そのままでは届きません。ということで足場を追加したのが左。で、よじ登って同軸をはずしたところが右。

051003_ant1 051003_ant2

 いやぁ~。安全ベルトをしているとはいえ気持ち悪いです。なんとか取り外しに成功。2本の同軸を取り外して気が付いたのは、一番下のTH5mk2につながる側のケーブル。破損した皮膜以外に、コネクターにも浸水のあとが。防水処理がまずかったようです。

ここでいったん下山し、古い同軸を部屋に持ち帰り、新しい同軸の長さをあわせて、ケーブル加工。ついでにちょっと休憩してから後半戦開始。

051003_新品同軸

これが新品同軸。置き場所がなかったので、こんなところに置いてしまいました。落としたどうするんでしょうね。危ない危ない。
タワーの上でごそごそ格闘すること1時間ちょっと。途中で小雨がパラパラ降り始めるし。雨が降り始めてからは写真を撮っている場合ではなく。

051003_完成1 051003_完成2


これが完成の図。なかなかエエ感じです。すっきりしました。

 一番下のトライバンダー(TH5mk2)が低くて、同軸ケーブルなどの処理がうまくいっていなかったので、10cmほど持ち上げることにしました。ナット6個を緩めたところまではよかったが、やはり重くてそう簡単には持ち上がらない。(重さ26kg。展開しているから実際にはもっと重く感じるので。)
お約束どおり、一回は失敗し、ガシャ~ン大きな音を立てて落としてしまいました。(指をはさまなくてよかった。)
ここは気を取り直して、某ドリンクのCMではありませんが、一人タワーの上で。

「ファイト~。一発!!!」

ホンマに勢いで持ち上げて、何とか前の位置より10cm高いところで固定に成功。(火事場の○◆☆かも)ここが今日の大一番。それにしてもこれって怪しい光景かも。近所の家から丸見えだし。

051003_上から 051003_上から2

雨が収まったので、悪乗りしてマストによじ登って撮った写真。マストにしがみついて撮りました。このときにはずいぶん慣れてきましたが、それでもあまり気味がいいものではなく・・・
左の写真で手元に写っているのが、真中のアンテナ(CD78jr)。私の足も写ってます。
右の写真が、一番上にあるアンテナ(RN4DX)の風景。この先がヨーロッパ方向になります。この丘がなければもうちょっといいのですが、残念です。

 作業後。アンテナの状態確認。反射電力がないか順番にテストしました。取り替えたら全部よくなりました。特に一番下のトライバンダー、コネクターが浸水していたので。今まで徐々に反射が増えたので気が付きにくかったようです。(めちゃくちゃ悪い状態でもなかったし。)やはり取り替えて正解でした。

 作業後、18MHzでヨーロッパの浅いところで小手試しをしました。UA(ロシア)にLY(リトアニア・バルト3国ですな)、あとI(イタリア)比較的近いところばっかりです。他にもDL(ドイツ)、F(フランス)も聞きましたが、ブログを書いていたので交信にいたらず。全部、しゃべるのが面倒なので電信のみ。(じゃなくて英語がほとんどしゃべれないから、こうなる。)
 これ以外に、作業開始前に、話題のK7C。何とか複数バンドでゲット。(不調なアンテナでよくできたなぁ~)

ってことで、それなりに飛んでいるから一応完治したようです。
comments (0) | trackbacks (0)

プチ高所作業をする

050927_タワー

たまにはHAMの話題(食べられませんけど)。
 少しずれた連休で、実家へ帰っていました。9月上旬に台風通過があったことから、単なる休暇で帰ったはずがちょっとした高所作業をする羽目になってしまいました。

 といっても、さほど高くなく、ここの方のように高い場所でのアクロバットな作業ではありません。普段自分が住んでいる家ではありませんから、アンテナが気がかりなので下げられるよう、ちょいとコストがかさみますがクランクアップ式となっています。使う時だけ、ウインチで巻き上げて伸ばして使うというタワーです。(頂上の高さで、下げて13m、のばして18mぐらい。)まさに伸び縮みする金属製のタケノコか?
唯一の失敗はウインチが手巻きであること。一度気になって数えてみたら、完全に伸縮するには約160回ハンドルを回さないと行けないのだ。(途中で数えるのもイヤになったけど)

050927_ずれた(下)

 台風の後、反時計回りに40度ぐらいアンテナが動いてしまったようです。工具を持ってよじ登り、方位をあわせ直せばおしまい。トラブル無く終われば、20分ほどで終わる作業です。

050927_上空(誤)  050927_上空(正)

 左がずれた状態で、右が正常な状態。わざわざデジカメを持って登りました。何をしているのやら。(この位置で地上から高さ10m程度。)

ここで、アクシデント発生!!

050927_同軸破損

 ふと同軸ケーブルを見ると。がぁ~ん、皮膜が破れているではないか。しかも、しっかりと水を吸い込んだ痕が。写真は1本だけど、よく見るともう1本も同じ状態。(ここには4本ケーブルがあって、そのうち2本がダメになってしまった。)

050927_同軸修理後

 とりあえず、写真のようにビニールテープ類で破れた箇所を補修してみました。一応、無線機もアンテナ異常で保護回路が動くことなく送信はできるみたい。とはいえ、水を吸い込んでしまったケーブルは腐食がすすむため、近い内に要交換となってしまいました。結構エネルギーがいる作業なだけにちょっと気が重い。

 こんな状態でも、とりあえず電波はそれなりに飛んだようです。一応、WW-RTTYコンテストに遊び半分で参加したところ、ヨーロッパ方向はイギリス本土、スコットランド。さらにアイスランドまで飛んいました。これなら同軸を替えなくてもイイかな?なんて気もしてしまいますが・・・

いつ作業に手を着けるか?これが最大の問題かも。気力と天候と暇が一致しなければ出来ませんので。とにかく日和がよく、風のない日が希望なんですけど。
comments (5) | trackbacks (0)

今回届いたカード

先ほど佐川急便の配達がありました。JARLからQSLカードの転送です。数年前の勢いはいずこへ、停滞気味なので転送されてくるカードの量も激減です。一頃の2割程度の量にまで減ってます。
 日本国内はさておき、今回も海外からの転送分が入っておりました。全部ではないけど、ちょっとだけ記念撮影。

050902_QSL-1

 手短なヨーロッパ。UA0FZ/5B4のキプロス共和国は地中海上にあるけど、アジア扱い(アマチュア無線のルールでは)。あとはフランス・ドイツ・ロシア・スロバキア・スウェーデン。東欧諸国は80年代末期から90年代前半に合併・分離・独立が多くあり中学生の頃に習ったヨーロッパの地図が通用しなくなってしまいました。スロバキアは、中学の時に、チェコスロバキアと習った世代です。ドイツも東西別れていました。実家に眠る、古いカードを探せば、東ドイツもあるはず。ベルリンの壁崩壊、これはTV中継で放送されていましたっけ。

050902_QSL-2

 もう一丁、ヨーロッパ系。スロベニアばかり集めてみました。ここはユーゴスラビアから分離・独立です。スロベニアはヨーロッパの中でも、日本に近いので、交信数はかなりあるはず。

050902_QSL-3

 最後は近場。パラオとマレーシア。マレーシアの分は日本人です。コンテストではおなじみさんです。パラオも米国の信託統治領時代のカードがどこかに眠っていると思う。(独立して10年ほどでしたっけ?)そういえばサイパンもアメリカの信託統治領のままです。こちらの米国からの独立は現段階ではないみたいですね。(今年3月、サイパンへ行ったときにタクシーの運転手さんから、「独立するだけの国力がないらしい。」と聞きました。)

 あと米国もいくつかありましたが、西海岸ばかりなので省略です。

 一時期は海外からの転送が束になってあったけど、最近は減ってしまいました。いざ減ってしまうと寂しいもので。届いたカードを眺めるのも楽しみの一つなんです。

#パラオはダイビングで行ってみたいなぁ~。
comments (0) | -

ヒントを得たので試してみたけど

昭和末期の高校生の頃、親に買ってもらった思い入れのある無線機の一台。(ICOM IC-731S)買ってもらった物は、まもなく18年ぐらいになると思うけど、まだまだちゃんと動きますし、大切に取ってあります。(いろいろ思い入れもあるし)

050824_ic-731正面

 写真の物は、2年前に同じ機種の不動品を引き取った物。思い入れがあったので補修部品として仕入れたけど、やっぱり動く方がイイに決まってます。結局、送受信不能の不動品をなんとか動くレベルにまで修理してしまいました。今までの修理過程はここに書いてます。引き取った当初からのメインダイヤルの不具合がすっきり解決でないまま今に至っています。(早い話が、ギブアップして放置してました。)

 偶然、かたおかさんのblogで似たような記事を見たので、これをヒントに次の手を試してみました。(居酒屋ガレージ店主さんのコメントにヒントを見いだしまして。)

 機構部の掃除で変わらないのなら、電気的に何かあるような気がするので、以下のことを考えてみました。

 1.フォトダイオードの電流を増やして光量を増やす。
 2.フォトトランジスタの検知側の抵抗を増やし感度を高くする。


 エンコーダー部の回路はこんな感じです。

050824_エンコーダー回路図

 残念ながら、この図面だと(2)案は難しい相談。ということで、(1)案を採用。図面のR1は220オーム。フォトダイオード、DS1・2には10mA程度の電流が流されていると想像できます。(確かにテスターで電圧を実測し逆算したらそうでした。)R1の抵抗を半分にて電流を2倍にしたらどうなるか?試してみることにします。

 エンコーダー部は意外と簡単にはずれます。(ちょっとコツが必要ですけど)

050824_エンコーダー基板

 この基板のR1と並列に220オームの抵抗を取り付けて、電流を増やしてみました。

 結果は残念ながらさらに悪化してしまいました。またDS1,DS2にかかっている電圧を見ると、改造前はそれぞれ1.3Vだったはずが、片方は0.7V、もう一方に2.0Vを不均等になってしまいました。まずいと思って、電源を落とし元に戻しましたが、かなりダメージを与えてしまったようです。状況が悪化してしまいました。

 直すはずが、さらに壊してしまい、耕してしまいました。

同等品のフォトダイオードを探して交換した方が良さそうです。
フォトダイオードの型番は、GL-430、シャープの製品のようです。ネットをさまよって探してみます。
comments (12) | -

再免許申請

 ここ1か月強の間、出さねばと思いながら手が着かなかった再免許申請を出した。

 昔は某社団法人から高額な申請書を買わざるを得ない部分があったが、今は総務省のWEBに書類のPDFやらExcelファイルが置いてあるのでありがたい。(近畿総合通信管理局ならココ
 A4横版とスリムになったが、工事設計書の欄が昔より狭くなっている。実に書きにくい。あと、電波形式も列挙じゃなく、一括コードで指定、なんか便利になった反面、わかりにくい感じ。一体自分はなにを申請したんだろう?と思ってしまう。今回は200Wの移動しない局の再免許。こちらは送信機が2台、1.9MHz~28MHzまでなので手早く、30分ほどで書類は完成。3050円の手数料の収入印紙で納付して投函。

 今は、インターネットを使ったオンライン申請も出来るらしい。で、申請料も100円割り引いてくれるらしい。しかし、事前に登録らしき作業が要ったり、申請料はカード決済でなく別途送付しなければならないような感じ、これだとあれこれ悩む間に手書きで仕上げた方が十分早い。5年に一回のセレモニーだから手で書くのも悪くはないだろうし。

 あとアマチュア局も数年前から電波形式の表示が旧表示からプロと同じく3桁の新表示に変わってます。未だに昔の名残が抜けず、変換表を見てます。J3EよりA3Jのがぴんとくるのはもはや旧世代なのか?。

 ちなみに会社の免許表示はこうなってます。
 1???kHz D8E 50kW
AMスレテオ(C-QUAM方式)はD8Eという電波形式だそうな。
comments (0) | trackbacks (1)
<< 29/29