とりあえず作ってみたブログ

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remoteシャックのまとめページ

 年の瀬にまとめたver9の系統図を、まとめページにも反映させました。
 VBANの設定は、もう少しチューニングできそうな気がします。気がするだけなんですが・・AudioDeviceのbufferは、デフォルトのまま使用しています。UDPの投げっぱなしなので、送信パケットは短く、受信バッファーは回線品質を見て必要最小限ではないかと思っていますが・・。

#デフォルトでは、音切れしにくいように無難なところを取っている感じです。
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リモートシャック構成図(ver9)

 リモートシャックの構成図、ver9です。この前の構成図のところでふれていた、音声伝送をVBANへ変更した件を反映させました。

231229_ver9

 VBAN関連、適当にメモっておきます。
・IPアドレスは決め打ちのみ。使用端末だけ、DHCPで固定したIPを吐き出すように設定変更。
・IPアドレス以外に、stream名も一致しないと通信できない。

 VBANはマルチキャストでの送信もできるようです。マルチキャスト送信すると、IPアドレスの決め打ちは不要になります。ただし、シャック側と自宅側のサブネットを統一する必要があります。となると、VPNの設定を一からやり直さないといけないので、今のところボツにしています。(マルチキャストの逆、1対1の通常の通信はユニキャストです。)

 まとめページはまた後日にでも。
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今年のリモート運用メモ

 昨年に引き続き、今年のリモート運用でのコンテスト参加のまとめです。

231227_総数

 昨年より大幅に出来高は増えました。ハード面は昨年よりさらに手直しが進みました。システムの構築は、気になったところからちびちび変えていくことになると思います。引き続き、大きな課題は運用時間の確保でしょう(笑)。

#そもそも運用時間が確保できるのならリモートなんていらないですねぇ。

 ここ2年の一回当たりの運用での最大局数は、アールのコンペの383局。400局が壁になっています。来年こそは400局の壁を越えてみたいものです。(リアル運用なら2000年代前半に1000局越えは何度もありました)
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遅延時間の確認(VBAN)

この時に触れた音声伝送の件です。

 両端を試験的に、VBANへ変えてみました。使用しているグレードは、VoiceMeeterなので、一番シンプルなバージョンです。この前の全市全郡コンテストで使用した感触では、遅延時間は短いと感じました。遅延が伸び縮みする感じもないので、IPアドレスの問題さえ回避できればいい感じです。ということで、遅延時間を実測してみました。

〇測定方法

NHK R1の音声で、手元のラジオでの受信音、リモートジャックの受信音、これらを同時に録音して波形比較。(Lch側ラジオ、Rch側リモートシャックとして録音)

 まぁ、毎度な方法です。なお、自宅のほうが圧倒的にR1の送信点に近い状態です。経路差が90kmあるので、約300uS(0.3mS)、リモートシャック側の遅延が増えることになります。VBANではサウンドデバイスのドライバをいくつか選択できますので、設定できる範囲で変更してみました。(ドライバ設定は、MME、WDM、KSが選べる。違いはこちらを参照)


〇条件1 ー 両端を WDM とした場合

231025_1.jpg

 波形上の遅延量は 104.8mS。経路差補正を入れたら、104.5mS。


〇条件2 - 両端を MME とした場合

231025_2.jpg

波形上の遅延量は 206mS。経路差補正を入れたら 205.7mS。
(この場合、経路差補正は誤差の範囲って感じになりそう)


〇条件3 - シャック側WDM、自宅側KS とした場合

231025_3.jpg

波形上での遅延量は 91.3mS。経路差補正を入れると 91mS。
やはりこれが最短でした。WDMでもそこそこ良い感じです。

 今のところ、VBANの子細設定はデフォルト値のままです。MMEとWDMで大きく遅延量が違うのは、VBANの設定を見るとbufferがMMEはWDMの2倍のサイズとなっている点が大きいと思われます。
 通信状態を見ながら、bufferを詰めるとどうなるのか?というテストはまた後日です。もっとも、この状態でも、RemAudと同等以上なので良しとしてもいいかもしれません。(RemAudの件はこちら)

#RemAudは、時間と共に遅延時間が延びることがある、これは難儀なところ。

 VBANの設定はまだまだ理解できていないので、もう少しつついてから整理してみようかと思います。
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remoteシャックのまとめページ

 この前のVer8aの内容も含めて、まとめページを更新しました。ここまで来たら、後は運用だけなんでしょうけど、VoIP周りの手直しを始めてしまいました。
 遅延時間や安定性がよさそうなら、VoIPソフトを入れ替えようかと思っているところです。
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リモートシャック構成図の修正版

 この構成図の修正です。つぎ足しが増えて、線が交差してしまいましたので、交差しないよう書き換えてみました。

230923_修正版

 並びを変えて、線が交差しないようにしています。ここまで描きましたが、音声伝送ツールの手直しを目論見中です。こちらのツール(VBAN)を使っている方を見かけますので、試しているところです。

 VBANでは、音声パケットがTCPではなくUDPを使いPCM伝送です。ネットワーク構成がフレッツ網内通信で完結できるので、今のところエラーフリーで動いています。ネットワーク周りの細かい設定はありません。送信パケット長も受信バッファー長も自動設定です。
 唯一の難点は、双方のIPアドレスが決め打ちであることです。シャック側のホストは固定していますが、自宅側が固定ではないので、IPアドレスを固定するか?都度打ち直すか?この点は悩みどころです。
 VBANとRemaudで遅延時間の比較を行い、乗り換えるのか?どうするのか?考えることにしましょう。
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現時点のリモートシャック構成図(ver8)

230830_ver8

 この前のバンドスコープ対応を反映したリモートシャック構成図ver8です。前回のver7から比べて、SDRを追加したのでさらに構成図が見づらくなってしまいました。SDRとリグコンを同居させてみましたが、使いづらいの一言しかありません。SDRでPCを1枚専有させたほうが使い勝手がいいので、ノートPCが3枚必要となってしまいました。

#そろそろ、一から書き直したほうがよさそうです。
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バンドスコープの手直し

230826_CMF追加

 この前帰省した時に、先日設置したSDRの手直しを行ってきました。手直し箇所は、この時に気が付いた、送信時にモニターへノイズが混入する件です。

 Airspyの動作を止めると、事象が起こらないことから、SDRのアンテナ回路からの飛び込みと思われます。

230826_お試し版

 こんな感じでパッチンコアをアンテナ回路へ入れると、大きく改善しました。ってことで、コモンモード障害のようです。余っているCMFがあるので、取り付けてみました(表題の写真)。これでほぼわからなくなったので、良いことにします。

 ただ、変換コネクタだらけなので、RCA(ジャック)-Mコネの変換コネクタを手配中です。

#CMFは1990年代に作成し、余っているものを充当。データはこちら
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バンドスコープのお試し

230814_sdr 230814_試運転

 やはりバンド内を目視したい・・ってことで、お盆に帰省した際、TS-590SGの外部受信機端子へSDRをつないで来ました。今まで、安ければ1,000円でお釣りが出るRTL系のSDRを試してきましたが、やはり受信感度も分解能も値段相応。さらに、使いたいHF帯では、ダイレクトサンプリングかダウンコンバータが必要という点もつらいところです。ってことで、ちょいと予算オーバー気味ですが、AirspyHF+を思わずポチってしまいました。

 実家へ持ち帰る前に、自宅で環境を変えてセットアップしてみました。windows系は簡単です。Win7ではドライバインストールが必要ですが、Win10では不要でした。airspy用のサーバソフトも、ゴリゴリ設定を触らず、auto認識で動きました。受信側はSDR#でspyserverを選んでいます。

 他、ラズベリーパイでも使用可能とありますが、こちらで試したbullseyeの環境ではうまく動きませんでした。本当はラズベリーパイでspyserverを動かす、が本命だったんだけど・・・。ここ半月ほど合間にあれこれやってみましたが、残念ながらうまく行きませんでした。webで検索しても、spyserverが動かないってネタはいくつか見つかりましたが、こうすれば解決するってノウハウも見かけたので試しましたが、うまく行かずでした。

 ということで、シャックではホストPCにぶら下げてきました。スキャンする帯域を40kHz前後、8bitPCM伝送であれば、350kBPS程度しか帯域を喰わないので、音声と同時に送っても大丈夫なはずです。ホスト側のCPUパワーも2%ぐらいでしょか‥受信機側はそれなりにCPUパワーを喰うので、余っているネットブック等では動くけど余裕がないと思われます。(なんだか波形と音にずれがあるような)

 7MHzを中心に受信してきました。やはりRTL系より感度も信号の分離もいいです。ちょっとしたパイルアップなら、ウォーターフォールも分離して呼んでいる局の数だけ見えている感じ。

 表題左の写真は、開封の儀の前の記念撮影(笑)。右の写真が、自宅へ帰ってきてからミニノートで動かしたときの様子。cerelonN4100なので、とりあえず動くレベルって感じです。

〇自分用の備忘録
・spyserverのポートは5555。他のアプリで使用済みのため変更し、6000。
・configでのbindport設定は、範囲指定が必要で、6000-6666と記載。

〇余談
 ラズベリーパイ用のspyserverにてRTL-2832Uを使用するのは比較的簡単でした。configを見ていると、ダイレクトサンプリングでも動かせそうです。この路線で、何か使い道は無いのか?考えてみようかと思ったりしています。
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PHONE対応化

 やっとPHONEでも運用できるように手直しをしました。ずいぶん前にデジタルモードのテストを行い、のちにFT8で数局QSOしました。しかし、なんだかFT8にはなじめなかったようで、動くことが分かったところで満足してしまったようです。ということで、ハード的な変更を行わなくても、phoneの送信もできるはずです。

 こちら側のRemAUDでも送信スイッチを押し、マイクの音声伝送を行います。PTTはとりあえず、ファンクションキーに割り振っておきました。これで、PTTを押して喋ればSSBでも送信できました。

 ただ、送信音がモニターで戻ってきます。いくら低遅延状態とはいえ、片道100mSを切る程度でしょうから、往復したら完全にずれています。これじゃあ喋れない。

 ここからの設定変更に難儀しました。リアル運用なら、TX-MONIはパネル面のボタンにいますが、リモートアプリでは見えるところに、モニター設定がありません。探しまくって手直ししたのが以下です。

230304_1.png

 マルチ機能にある、「送信モニターレベル」が該当部分でした。オフを選択したらokです。モニターしながら調整するという事ができない点は、マイクゲインやスピーチプロセッサの調整が悩ましくなります。メーターを見てこれぐらいでいいか?って決めるしかないのでしょうか。この点が、困ったなぁーというところです。

 あるいは、背面のACCから受信音を取り出しているので、下のように、「外部オーディオへのビープ混合」をOFFにする方法でも同じ結果になります。

230304_2.png

 ただ、この方法だと、CW時にサイドトーンが止まりますので、こちらの運用スタイルには合わないので却下です。

 本格的に運用するには、zlogのPTTコントロール機能の接続もしておくほうが良いと思われます。

 今日のテストレベルだと、のんびり喋るラグチュー向けで、コンテスト仕様にするには、もう一工夫必要な感じがします。
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