出勤前に仁和寺へ行く

今日は昼からの勤務だったので、午前中に強行スケジュールで仁和寺へ突撃。(会社は大阪市内だから全然方向が違いますな)仁和寺の御室桜は遅咲きで有名。ちょうど昨日、18日あたりから満開となったようです。学生の頃は、歩いて15分強の所に下宿していたから毎年見に行ったものです。今日は、それ以来だから10数年ぶりに行きました。(うわぁ歳が)
山門の奥の有料区画に御室桜はあります。300円でチケットを買って中へ。平日と言うこともあり、圧倒的多数はリタイアしたシニア層、その次の多いのが修学旅行の生徒。



庭園の一区画全部が御室桜です。(お寺の他の場所にも多数ありますが)桜の中で休めするスペースもいっぱいあり。ただ、別料金だったりしますが。アングル的に面白いポイントが何カ所かあり、お手軽に撮影して楽しめます。アングルがおもしろい位置は人が群がっているので分かります。御室桜は高さが低いので、人の目線と桜のトンネルが重なるなら見応えがありです。今日は曇っていたのが実に残念。背景は青空に限ります。
夜になったら、夜桜を見ながら宴会をすることも可能です。(もちろんこれは別料金)学生の頃、下宿の大家さんの親しい人にお寺の人が居たらしく、タダ同然で宴会スペースを貸してもらっていました。破格値なので、空いている日に限るという条件付きだったけど、下宿の新歓コンパを行うのが恒例行事でした。(夕方、全員集まってぞろぞろ下宿から仁和寺まで歩いていくのです。)

さて、仁和寺、右京区でもやや不便な場所であります。最寄り駅は京福電気鉄道北野線御室駅(通称 嵐電)。(写真は御室駅から仁和寺へ向かう途中の画。)阪急西院(さいいん)から、嵐電西院(さい)という乗り継ぎで行きます。(なんで同じ場所なのに読みが違うんだろう。長年の謎です。)市バスでもいいのですが、仁和寺前を通る系統は少ないのでイマイチかもしれません。(立命館大学前から竜安寺前を通って20分ぐらい歩くのなら、市バスが便利だと思うけど。)

これは、嵐電高雄口(たかおぐち)から嵐電鳴滝(なるたき)へ向かうところ。すでに葉桜になっていますが、満開の時は桜のトンネルを電車が通過することになります。満開の頃に、夜桜観賞列車が運転されます。(単に車内照明を消して徐行運転に。桜は特別にライトアップされる。)この夜桜観賞は比較的新しいみたいで、学生のころはこんなサービスはありませんでした。アルバイトの行き帰り、春先はこの区間の車窓を眺めるのが楽しみでしたが、徐行運転など粋な計らいはなく、数十秒の瞬間芸でありました。
強行軍だったので、仁和寺滞在時間が30分ちょっと。本当なら、仁和寺から歩いて裏道を抜けて昔いた下宿の前を通り、北野神社まで歩いていきたかったんですが、時間がなく断念。次の楽しみにしておきます。(北野神社も桜の名所なのだ)
Comments