この前の
IARU、3時間ほどの時間限定で参加しました。スコアーのおさらいをしてからハイライトとローライト。
○ハイライト
・一応アフリカ大陸もゲット
○ローライト
・ヨーロッパの奥地が聞こえなかったので、日付が変ったところで撤収。
・SO2Rもどきのテストをしたかったが、ほとんどテストにならなかった(汗)
コンディションの浮き沈みが激しい感じ。日付が変るころから安定してきたようには思いましたが、日曜日夜が出勤のため、深追いしないで早々に寝ました。(結果的には、
翌日の状況を考えると早く寝たのが吉でした。仔細は割愛ですが・・)
懲りずに、SO2Rもどきを試しました。今回はこんな設定。
・Radio1 TS-590SG → 14/21/28MHz 7MHz除けのHPFを追加
・Radio2 FT-1000MP → 3.5/7MHz ハイバンド除けのLPFを追加
2台ともPC連動させて、ZLOGからコントロールしてみました。アンテナを1本のタワーへクリスマスツリー状にのせているので、被り対策というよりは、受信部破損防止のつもりでフィルターを追加してみました。(
過去に破壊してしまったことがあったりする。)記憶があるうちに雑感を並べて備忘録です。
・Radio2側のLPFは開始直前で取り外す。予想以上にハイバンドからローバンドへの飛び込みは少なかった。
・Radio1のHPF。残念ながら効果少なめ。無いよりはマシ程度(T_T)
・上記の通り、コンディションが余り良くなかったので、Run+Searchがほとんどできず。
・zlogでradio2台のコントロールはok。しかし、RUN中にNEWかどうかチェックするためには、もう1セット必要と思われる。
・ということで、今回も別のPCにサーチ用のzlogを立ち上げ、ネットワーク化。(サーバー設定はCQWWモード)
バンド間の干渉は、LowPowerだから、それなりに持ちこたえた感じです。それぞれのRadioへ
Dunestarなどのフィルターを装備すればベストなんですが、買わないで何とかならないのか?もうしばし挑戦してみます。フィルター試作は改めて。(フィルターを試作しているときの写真が、表題右)
それから、もう一点。FT-1000MPと比較したTS-590SGの雑感。
・うたい文句通り、近接の妨害にも強い感じ。
・1000MPより、セットノイズが静かでノイズと信号の分離が良い。
・中波ラジオの音が聴く気のする音になった(笑)
・電波の波形もきれい?いや1000MP調整ズレか?
使っているFT-1000MPの、
1stIFのフィルターは3kHzのナロー版へ載せ替えてあるので、近接については劇的な差はないように感じました。ノーマルのFT-1000MPなら、差があるような気がします。何よりも、ノイズと信号の分離がよくなりました。FT-1000MPシリーズ特有の、もやっとした膜のかかったような音ではないのが一番の違いです。
送信波形、例のSO2Rで、TS-590SGをローバンド側にしたとき、ハイバンドへの被りがFT-1000MPより減りました。FT-1000MP、C/Nが良くないのかな?。発売から20年を超える古い機種なのでやむを得ないのかもしれませんが。
逆に、FT-1000MPではできていた2波受信ができなくなってしまいました。この点はコスパを最優先して選択したのであきらめることにします。
表題左の写真が、運用デスクの様子。こんな感じでした。