蛍光灯タイプの電球はお得か?
先日、浴室の電球が切れてしまいました。近所のコンビニで買ったシリカ電球(普通の電球ですわ)を入れていたが、これを機に浴室も蛍光灯タイプの電球に置き換えてみました。(浴室なので、電球の種類によっては適さないかもしれませんけど)
せっかくなので、ホンマに蛍光灯タイプの電球の方がコストが安いのか?独断と偏見に満ちた条件設定で見積もってみました。
【条件】
・シリカ電球で60W級の明るさを持つ電球で比較。
・電球の単価は、市販価格程度。やや高めの設定かもしれない。
・電気料金は、基本料金を無視。第一段階の15円86銭/kWhと設定。燃料費に伴う価格補正は除外。
・消費電力・寿命は一般的な数字を設定。(シリカ電球は10%省エネタイプを想定。)
簡単に比較すると。
シリカ電球 蛍光灯タイプ電球
価格 150円 1000円
消費電力 54W 13W
寿命 1000時間 6000時間
期待寿命から、1本の電球で寿命を全うするのにかかるお金は。
購入費+(消費電力×寿命×電気料金) となるので。
シリカ電球
150+(54÷1000)×1000×15.86=1006円44銭
蛍光灯タイプ
1000+(13÷1000)×6000×15.86=2237円8銭
(注:消費電力を1000で割るのは、W→kWへの単位変換)
ただし、蛍光灯タイプはシリカ電球に比べて6倍の寿命があります。蛍光灯タイプ電球1本を使い切るまでに、シリカ電球が6本必要となるので、シリカタイプのコストを修正すると。
1006円44銭×6=6038円64銭
最終的には。
シリカ電球 :6038円64銭
蛍光灯タイプ電球:2237円8銭
ということで、蛍光灯タイプの電球は、シリカ電球の半額以下のコストで使えることになるのです。交換する手間も含めるとさらに差が開く計算になるはずです。
また、シリカ電球には長寿命タイプという物があります。といってもせいぜい寿命は2倍の2000時間。電球の値段は、少し割高程度です。これでも蛍光灯タイプの1/3の寿命しかなく、消費電力はシリカ電球と同じですから、交換の手間が少ないだけで、劇的にコストが減るものではないようです。
ただ、蛍光灯タイプ電球は調光機能付き器具では使えません。また、ON/OFFを頻繁に繰り返す場所、低温・高温の場所などでは、あまりメリットがないようです。万能品ではないことを留意しないといけません。
ということで、値段は10倍ぐらい違いますが、総コストでみるとお得なようです。
*電気料金は、こちらの関西電力料金表から。従量電灯Bと言う契約がベース。普通の家庭はみんなこの契約のはずです。
Comments
たしかに立ち上がりがばらつきます。製品というか個体差なんでしょうか?すぱっと立ち上がるランプもあれば、じわぁ~と明るくなる個体も。
周囲温度でも立ち上がりは変わるような感じです。
ノイズは確認していないのですが、T芝とM下、どちらのがいいのでしょう?値段はちょいとM下が高め?
これ、パッと明るくならんでしょう。じわじわ明るくなるって感じ。また、注意書きに、ON/OFFを繰り返すところでは寿命が短くなることもあるとか 書いてあるんで。
また、2流メーカの安物はノイズばらまきのが有った。
昼光色(白色系)と電球色、部屋のイメージで選ぶといいのでしょうね。
個人的には、白色は白色らしく見たいから、どちらかというと昼光色のが多いかな。
オレンジ(暖色)系より、白色系のほうが圧迫感がなくて好きです。
なので、電球でも白い蛍光灯のやつを選んでますね。