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今世紀初のKCWA

先週のあまりにも気合の抜けた、全世界交信祭の仕切りなおしで、KCWAに参加しました。今日はそのドキュメント。

 まずは、お約束の終了直後スコアー。

051204_KCWA得点

 このコンテスト、1999年以来6年ぶりの参加となる。つまりは、今世紀初の参加なのだ。(大げさやなぁ~)6年前は、惜しくもマルチバンド部門で4位。賞状にはあと一歩届かず。今回もエントリーは、99年と同じくマルチバンド部門。と言っても、3.5MHzと7MHzの2つだけ。しかも、時間がAM10時~PM8時と短く半日ぐらいの短期決戦。99年のスコアーと時間配分を元に、240局×73マルチを目標としてみた。

 どうなったのか時系列で振り返ってみる。

051204_KCWAレート

10:00~
 コンテスト開始。迷わず7MHzで滑り出し、運良く周波数も確保する。絶好調ではないが、悪くない。

11:00~
 JF2FIUに呼ばれる。こちらから通しで53番を送ったら向こうから70番が返ってきた。初めて自分が送った番号より明らかに大きい場面に遭遇。わずか1時間強で17局の差に愕然。ここで気力減退。(早いなぁ~)
 でも10分後、昨年2位のJM1RPV/1に呼ばれる。こちらから59番を送ったら、51番が返ってきた。おっ、まだ大丈夫だ・・・これで気力をとりなす。(単純やなぁ~)
 さらに数分後、あらゆるコンテストで強いJH4UYBに呼ばれる。69番を送ったら76番が返ってきた。さすがやなぁ~、でもあまり差がないからまだ脱落していないと慰めておく。(笑)

昼下がり
99年のデータにもあるとおり、ここから局数が積みあがらなく辛抱の時間となる。予測どおり一気にペースダウン。と同時に99年のペースからどんどん離れていく現実が始まる。どこかで巻き返せないかと期待するが、そんな兆しはまったくなく。それどころか伝播が変わり中距離がすっぽり抜けて落ちているようだ。あとは西日本方向もイマイチ。なんか飛んでいない。

15:00
中距離のスキップも収まり伝搬は何とか持ち直してきた感じ。でも、肝心の局数は一向に伸びず。マルチも不足気味なのでサーチするけど、みんなダブりばかり。99年のデータだと7MHzで150局位こなしていたが、現段階で120局前後。昼下がりで一気に差が開いてしまった。
16時を前にして、かなり早いが耐え切れず3.5MHzに手をつける。やっぱり時間が早くノイズが多い。でも、それなりに局数が増えた。ここで若干局数を巻き返すが、後半の積み上げに使う3.5MHzを使ってしまったから一抹の不安が残る。

16:00
後半の積み上げ代を温存するために、もう一度7MHzへ戻る。国内の伝搬路はあるみたいだけど相手がいない。しばし我慢するが、まったく局数は増えず。30分強の辛抱の後、ついに7MHzに見切りをつけて、最後の3.5MHzに専念する。
99年より1時間早い切り上げ。99年だと最終的に7MHzで170局近くできていたが、今回はわずか125局。この差を3.5MHzで挽回するのは100%無理。
 この時点で、200局前後が最終到達ラインと予測し、めちゃくちゃ下方修正することに。

終了まで
3.5MHzで最後の積み上げ。順調に呼ばれるが、交信相手ははやっぱり有限でした。18時過ぎには失速。前借とはこのことを言うのかと実感してしまう。19時台は少し持ち直し、3.5MHzは99年より積みあがる。でも7MHzでの不足分は言うまでもなく埋まらず。
 最後はJH3JEXから呼ばれ、交信成立後、コンテストも終了。

終了直後の数字を比較すると
 99年 240局 239点×73マルチ
 今回  199局 196点×68マルチ


 明らかに大幅ダウン

 他局の動向を考えると昨年より優勝ラインは下がっていると思われるけど、この成績で上位に食い込むことは絶望的か?
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