ログブック 2015年 337〜369
                        lastupadte 30 Nov. 2015




 いつ・どこに潜ったかの簡単な記録コーナーです。(337〜369)

タンク本数日時場所天候in時刻潜水時間水温最大水深平均水深透明度スタイル備考
3372015/3/9Wアーチ(与那国)09:16432526.41530ドリフト 
3382015/3/9遺跡(与那国)くもり11:39422415.88.530ドリフト 
3392015/3/9西崎(与那国)くもり14:53412220.713.630ドリフト 
3402015/3/10西崎(与那国)くもり09:27312438.71620-30ドリフト 
3412015/3/10西崎(与那国)くもり11:5037242514.320-30ドリフト 
3422015/3/10ヌルガンドロップオフ(与那国)くもり14:55362327.115.520-30ドリフト 
3432015/3/11西崎(与那国)くもり09:30362425.816.620-25ドリフト 
3442015/3/11西崎(与那国)くもり11:57372421.916.320-25ドリフト 
3452015/3/11西崎(与那国)くもり14:25312444.416.320-25ドリフト 
3462015/3/12アンカーズグレイブス(与那国)09:44392426.913.130ドリフト 
3472015/3/12西崎(与那国)11:53342122.316.420ドリフト 
3482015/3/12西崎(与那国)15:2536222313.820ドリフト 
3492015/5/20筆ん崎(粟国)小雨10:08412318.510.725ボート 
3502015/5/20筆ん崎(粟国)小雨13:44442412.56.420ボート 
3512015/5/21筆ん崎(粟国)くもり10:05402318.29.425ボート 
3522015/5/21筆ん崎(粟国)くもり13:34402414.88.025ボート 
3532015/5/21筆ん崎(粟国)くもり15:23422415.37.325ボート 
3542015/5/22筆ん崎(粟国)小雨10:13422316.78.925ボート 
3552015/5/22筆ん崎(粟国)小雨13:33412417.610.425ボート 
3562015/5/22筆ん崎(粟国)小雨15:38442414.610.325ボート 
3572015/9/1南部出しアーチ(田辺)11:56452615.79.65-8ボート 
3582015/9/1ショウガセ(田辺)14:43312626.214.25-10ボート 
3592015/9/2ショウガセ(田辺)10:13402628.015.05-10ボート 
3602015/9/2南部出しパート2(田辺)12:02442714.39.95-7ボート 
3612015/9/9インダビシ西(西表)10:10442810.87.615-20ボート 
3622015/9/9イソロク(西表)12:03622814.19.915ボート 
3632015/9/9お花畑(西表)14:3054285.94.315-20ボート 
3642015/9/10Gスポット(西表)9:36502812.45.630ボート 
3652015/9/10網取浅場(西表)11:34472817.411.025ボート 
3662015/9/10外離南(西表)14:13492816.79.220ボート 
3672015/9/11モンステラ(西表)9:39492816.79.130ボート 
3682015/9/11中ノ瀬(鹿川)11:40432824.313.325ボート 
3692015/9/11リトルインディ(鹿川)14:1746289.16.615ボート 


記憶をたどって。

・337〜348本目

 勤続20年休暇、やっと取得しました。期限ぎりぎりの3月で(笑)。3月に国内でダイビングとなれば、 与那国島。ということで、2月ごろにエアーの確保からはじめて、なんとか間に合いました。

 与那国島は2007年6月以来です。前回は、最大手とも言える こちらでした。 予約から出発まで1ヶ月ちょっとと、出遅れていたので、最大手のお店はダイビングの空きはあるけど、宿が満室で残念ながら断念。 今回は、お店を変えて、マーリンへ行ってみました。

 与那国でこの時期に行けば、西崎(いりざき)でのハンマーヘッド狙いがメイン。 西崎へ入った回数とハンマーヘッド遭遇を表にまとめてみました。

day回数1st2nd3rd結果
1日目1回× 無念、玉砕!ブルーウォーター
2日目2回× 群れに遭遇。西崎以外(ヌルガン)でも単体を見た。
3日目3回×2回とも群れに遭遇。
4日目2回× 単体を3本見る。

 成果は4勝4敗。天気の悪い期間で、ほとんどが曇りあるいは雨、となると水中も暗めでした。 天気が悪いことも追い討ちになって、西崎では30m越えの透視度を見ることは出来ませんでした。 ただ、当初の予測より水温が高め。22度前後でフードベストが必須と思っていましたが、無しでも十分潜れました(概ね24度前後)。 この点は楽チンでよかったです。(陸上では寒い日が続いてました。気温15度あたりまで下がった夜が一番堪えました。)

マーリンでは、ボートコートが無料で借りられました。これは助かりました。ボートコートが無かったら、 陸上・水面とも寒さに負けて、ヤンペしていたかもしれません(汗)。

 久々だったので、遺跡も行ってきました。天候が今一歩及ばずでしたが、透視度30m強で流れもほとんど無く いいコンディションで潜れました。メインテラスへ行く途中に亀が居ました。

 久々の与那国、変ってました。前に行った時は、エントリー直後の中層−10m集合にガイドの手助けがないと 潜れないようなスキルだと、西崎は技量不足でお断りだったような記憶あるのですが・・・今は、客が減りつつあるからなのか? どのお店でも手取り足取り引っ張って、潜らせるようです。この点、他の客との会話でも、まずいよな・・・ と一致したものです。幸い、危ない目にあいませんでしたが、中性浮力も取れず、泳力も足らず、 ガイドに引っ張られるのを3人ほど見ました。与那国はやはり中級者以上でないと楽しめない島だと思うのです。

 ぼやいたけど、5割の確率でハンマーヘッドが見られたので、良しとしましょう。 (宿で一緒になった客の話ですが、西崎で20数ダイブ連続で何も出ず、ブルーウォーターダイビングになってしまったとか?)  ブログでは、こちらこちらにまとめてます。

 与那国島で4日間潜ったあと、石垣島へ戻り1泊、さらに那覇でも1泊とゆっくり休んで帰ってきました。 後半の島巡りからは、晴天で気温も25度まで上がり、快適な陸上観光となりました。 ここまでゆっくり島を回ったのは、2009年5月以来となりました。(全部で7泊8日。)

余談:滞在中(2日目)、某ショップは西崎でジンベイに遭遇してました。自分に運が無かったのだからあきらめます(笑)。


・349〜356本目

 粟国島へ。この島は2012年以来です。2013,14年とともに行ってみたかったが、過去の通りバタバタしてしまい、 チャンスがありませんでした。3年ぶりのチャンス到来となりました。 もちろんお店はダイビングハウス粟国で予約

 ちょうど粟国は梅雨時。那覇⇔粟国のフェリーがドッグ入りし、主な移動手段が空路のみ。 あとは数日に一度の傭船による変則運行というタイミングで行きました。予想通り、海は混雑しておらず美しい客数でした(笑)。

 梅雨時で天気が悪く、那覇からの遠征が苦しい日もありましたが、現地の強みで3日間、8ダイブすべて筆ん崎へ入れました。 曇りや小雨が多かったので、ちょっと水中が暗かったのが心残りだけど。でも、筆ん崎でそろう、ギンガメアジの群れと玉、 ロウニンアジ、ナポレオン、ホソカマスの群れ、イソマグロ、すべて見ることが出来ました。 (イソマグロは、最後の2ダイブだけになってしまうが) 相変わらず、筆ん崎は流れ気味でした。(とはいえ、激流ではなかったので一安心) 349本目から、SPROの新しいダイコンに替えました。前のダイコンは、BCへぶら下げて壊れるまで使うつもりです。

 楽しく、3日間潜り、4日目は朝に1ダイブだけ潜って、午後のフェリーで那覇へ戻る予定でした。 なのに、梅雨特有の天候急変で大雨+時化、朝の村内放送ではフェリー欠航の放送。さらに、空路も第1便は欠航へ。 ショップの方のアドバイスで、フェリーの欠航発表直後に粟国空港へ走り、空路のキャンセル待ちの手続きをしました。 空港への駆け込みが早かったのが幸いして、小康状態となった夕方に飛んだ唯一の便へ乗ることが出来ました。 これが無ければ、悪天候でしばらく島に閉じ込められてしまうところでした。 帰路が間一髪の脱出劇だったのです。こんなにハラハラした旅はもう経験したくないかな。

○ダイビングの備忘録

・ギンガメの群れ、正面から狙わないとイマイチ。特に、流れの下に当たる後ろは赤い糞が大量に飛ぶので最悪(笑)
・筆ん崎、ブイは4箇所らしい。流れに応じて入るブイを選ぶ。
・入梅のタイミング。ちょっと寒かった。なんとかインナー無しでしのいだ。
・流れの中を泳ぐダイビングスタイルのため、ダイブタイムは40分前後。残圧が多くても40分。 まぁ、体力的にも長時間は潜りにくい
・器材はショップへ送る。衣類を同封したときは宿へ。ショップで器材を洗うのが基本。
 (器材洗い場や干し場が完備されている宿は限られている。)
・午前1本。午後2本。お昼は宿で休憩。朝がゆっくり目でした。
・ログ付けという名の宴会は夜8時〜。

○交通面の備忘録

・フェリー、空路ともに欠航率がこの島は高いと思う。
・フェリーの運行情報は朝7時半過ぎの村内放送で発表される。
・フェリーが止まったら、手ぶらでもいいから粟国空港へ行って座席を確保すべし。
・空路のキャンセル待ちは、名前と連絡先。運賃は乗るときで。
・悪天候のときは躊躇することなく、島を出るべし。  旅程に余裕があるのなら閉じこもるのも一興かもしれないが。
・郵パックなど小包の輸送はフェリーに乗せるしかない。なので、機材発送はフェリー運行中に余裕を持って!

 ただ、島へのアクセスをまとめたけど、2015年8月末に粟国空港で着陸失敗の事故がありました。この記事を 書いている段階では、運行停止状態です。そのまま空路がなくなってしまうという最悪の事態を回避して欲しい と切に願う次第です。そして、事故にあわれた方の一日も早い回復を祈るばかりです。

・357〜360本目

2013年9月以来の2年ぶりで田辺へ、しかも宿泊。(往復はあまっていた青春18切符で移動) ブランクが長くなったので、お店の方には、この人も潜るのやめたんだなぁ〜と思われていたみたいです。(笑) 直前まで、いい感じでしたが、秋雨前線による激しい雨続いたことで、見事に濁ってしまいました。 初日は、まだマシでしたが、2日目がかなりひどく、入ることすらやめたくなるような濁り方をしているポイントもありました。 水温が26度あるいは27度あったので、泳ぎこむとちょっと暑い感じでした。
 357本目で見た、クエはそこそこ大きかったなぁ。あとは岩場でいつもどおりイセエビが歩いてました。 357本目ではダイコンのエア設定が狂っていることに気がつかず潜りました。わずか-5mからず〜っと警告音が出っぱなし。 エアが高圧の純酸素で潜ったことになっていたらしく、警告音は失神の危険あり!浮上せよ、ということだったようです。 夜に、SPRO のサイトから取扱説明書をダウンロードしてやっと元へ戻せました。ドンくさいことをしてました。

・361〜369本目

 2014年秋以来の西表島。今回もお店を2軒はしごし、初日はこちら でお世話になりました。

 初日は主に、島北部の近場を回りました。というのも、妙に風が強くダビングボートでは、向かいの鳩間島でさえ波だって しまいたどり着けない状態でした。砂地定番のインダビシ西→イソロクと回りました。インダビシ西では、風が強くて潜る場所 が無く、数隻のボートが集まってしまいました。最初は誰も居なかったはずなのにねぇ・・・そして、インダビシ西では、 またもやカメラの水没発覚。ああああ、なんてこった。透視度が良かったので、一人で先にボートへ戻ったのでした。

 2日目から、こちらのお店でお世話になりました。

 まだこの日も風が強め、ということで、島の最西端の白浜港から出向して湾内三昧となりました。湾内で残念な反面、 いい潮が入ったのか、3箇所とも透視度は良好でした。ザ南国の海、定番のチンアナゴ、お約束の各種ハゼ類を見ました。 ハゼ類は、常に巣穴へ逃げ込まれる展開でした。邪念が強すぎたようです。

 3日目、やっと風が収まりました。1ダイブ目は島北部のモンステラというポイント。 サンゴポイントと同時にカメ多発地帯らしい。7〜8枚の亀を見ました。数字がはっきりしないのは、途中で分からなくなっ たからです。2ダイブ目以降は、2009年6月以来で、鹿ノ川湾まで足を伸ばすことが出来ました。6年振りの島南部です。 2ダイブ目の中ノ瀬では水温高めなので、イソマグロは期待できなかったけど、沖合いでバラクーダの群れを見ました。 これで終わりかなと思いながら、ボートへ戻っていくと、なんとマンタがぐるぐる回っていました。よく見ると4枚。 2009年6月もマンタ2枚併走して見ごたえありましたが、今回はそれをあっさり越えてしまったのでした。 最後のリトルインディは、2006年10月以来、なんと9年ぶりでした。

 さてカメラの水没箇所、どうやら電源ボタンの軸から水が伝っている模様。 このあと、しばらく海は休みになりそうな感じなので、どうしようか様子見です。


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