今朝、mailやBlogをチェックしようとしたけど、ネットにつながりません。
自宅のLAN内でPINGが通ったり通らなかったり、何度か試している内に、
HUBが壊れかけていることに気がついた次第。そんなんで、原因が分かるまでに、ちょっと時間がかかってしまいました。(ルーター向きへのPINGは常にダメだったが、ネットワークプリンタへのPINGは一見正常。何度か連発するとダメになる。これでやっと分かった)
壊れかけているHUBは
コレガ製の
FSW-8A。
こんな感じの製品。購入してまだ丸2年にならない新しいものです。本体を触ると、
妙に熱く中から焦げるような臭い。これで、不調の原因はこのHUBだと確信し、分解してみた。(同時に余っているHUBを代わりに入れたら復活した。)
底にあるねじを5本抜いて、フロントパネルのシールをはがすと簡単に分解できます。ケースが変色し、場所によっては変形しつつあるほど温度が上がったようです。
これが加熱していた部分(スイッチング電源基板)。このサイズで、3.3V 1.5Aの電源らしい。よく見ると右端の電解コンデンサ2本(6.3V 1000uF)が膨らんでいる。どうやら
爆発寸前で発覚したみたい。(爆発してからではややこしいぞ)完全に壊れたわけではないから、部品を取り替えれば直りそうな気がしてきました。ってことで、日本橋へ行き、
デジットで交換部品を調達。(総額200円ほど。往復の電車代のが高い。)
これが、部品交換作業中。片面基板なので、作業はめちゃ楽。数分で交換完了です。念のためテスターで電圧を確認してから、組立なおして動作確認。特に不具合もなく、元に戻った感じ。
動作確認後、どんな電源波形をしているのか?興味本位で覗いてみた。(動作状態で測定)
なんだこれ?リップルが多い。。
x10プローブなので、観測値は
80mVpp。周波数は
800kHzぐらい。何か違う成分を取り込んでしまったのか?リップルが多い波形なのか?それともこの程度はまだ許容範囲なのか?う~ん、判断が付かず。
それにしても、2年もしないうちに壊れかけるとは想定外。外れロットを引いたようです。このメーカー、今の製品を見ると、
日本製のコンデンサーを使い信頼性を向上しました。という表示が。想像ですが、今回のケースのような
コンデンサー不良による故障が多発したんでしょう。(早く壊れてくれたら、保障だったのに)
最後になりましたが、毎度のお約束です。この手の修理行為は
すべて自己責任でどうぞ。