原因はSDRAMでした
今回、帰省の野暮用というのが、実家の商売に使っているPCのトラブル解決。作業中に突然ハングアップし、それ以降起動しなくなったらしい。10年ぐらい前に購入したFLORA370なので、本当のところは引退させて次のマシンを勧めるべきなんですが、建築用CADソフトはいろいろあるらしく簡単にマシンを変えられないのがつらいところ。(Win98頃に入手したCADソフト、見た目は窓風だけど、実はMS-DOS上で動いていたなんてよくある話みたいで。)
さて、トラブルシューティング。とりあえず、一番多いと思われるディスク不良の可能性。運良く動いたときのチェックディスクでは何ら問題がないから、この線ではなさそう。
つづいて、SLOT1タイプのCPUなのでひょっとして接触不良?そんな気がしたので、本体をばらしてお掃除と再組立。(ついでに全コネクタを掃除)でも、現象は変わらず。相変わらず起動しないことのが多い。
今度は電源かと思い、蓋を開けてのぞいてみた。見た目はきれいだったので問題なさそう。念のため動いているPCか取り外して、電源を交換してみたが予測通り変化なし。
いよいよマザーボードの故障かと思ったりしたけど、運良く起動したときにBIOS画面を見て気がつきました。
バンク0のSDRAMが認識できていない。
起動時にメモりチェックの表示がないの失念してました。バンク0のお亡くなりになったSDRAMを抜いたら元に戻りました。64MBを2枚差ししたため、最初の64MBを中途半端に認識したときは起動失敗あるいはハングアップ、認識できなかったときはかろうじて起動となっていたように思われます。起動画面にメモりチェックがないため気がつくのが遅れてしまった感じです。
偶然64MBのSDRAMを他のマシンから調達できました。なので、なんとか128MBに戻すことができました。もうしばらくこのマシンには頑張ってもらわないといけないようなので、多少の予備部品は調達した方がいいのかもしれません。
表題の写真。お亡くなりになったSDRAM。64MB(PC100)、ラベルから想像すると99年44週の組立でしょうか。
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