とりあえず作ってみたブログ

<< February 2006 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

TL-922の手直しを真似してみた

久しぶりに、はんだごてを持ってごそごそしてみました。大変マニアックな話なのでその道の方でない人、ごめんなさい。

ー・・・ー

なにもないBLOGで紹介されていた、TL-922の改造記事。すごく気になるので、試してみました。

060205_TL922改修前

こちらが改修前。ヒーターの極性あわせと、真空管をドライブする部分の手直し。確かに、こちらの記事を読むと理にかなっていると思うのです。(だから試してみることに)

060205_TL922改修後

配線のつなぎ換えなのでそう難しくはありません。元々の部材では届かなかったので、ヒーターの配線は手持ちのテフロンケーブルを使いました。カソードへのドライブ回路も元々のセラミックコンデンサでは足が届かなかったので、別途用意したセラミックコンデンサを使っています。こんな感じの処理でいかが??
はんだがしっかり乗っていたので、部品の取り外しにちょっとだけ難儀しました。ヒーターの配線は、一応細いスズメッキ線で縛って脱落防止をしてあります。そこまでしなくてもいいと思われますが。まぁ、10年ほど前に、別のアンプで発熱からヒーターの配線が脱落し故障した苦い経験がありまして。

終わったら早速試運転です。

060205_14MHz950Wout

まず14MHzにて。これで出力950W。IP=580mA EP=2.6kV。ってことは入力1508W。効率63%。

060205_7MHz1050Wout

 次が7MHz。これで出力1050W。IP=630mA、EP=2.5kV。入力1575Wとなり効率は66%。

#パワー計が少し気前よく振れているような気がしなくもないが。

 最大出力ですが、若干増えたかもしれません。改造前は確かに14MHzでは900W強でしたので。きっちりと条件をそろえて記録したわけではありませんので、断言できませんけど。
- | -
1/1