プチ高所作業をする
たまにはHAMの話題(食べられませんけど)。
少しずれた連休で、実家へ帰っていました。9月上旬に台風通過があったことから、単なる休暇で帰ったはずがちょっとした高所作業をする羽目になってしまいました。
といっても、さほど高くなく、ここの方のように高い場所でのアクロバットな作業ではありません。普段自分が住んでいる家ではありませんから、アンテナが気がかりなので下げられるよう、ちょいとコストがかさみますがクランクアップ式となっています。使う時だけ、ウインチで巻き上げて伸ばして使うというタワーです。(頂上の高さで、下げて13m、のばして18mぐらい。)まさに伸び縮みする金属製のタケノコか?
唯一の失敗はウインチが手巻きであること。一度気になって数えてみたら、完全に伸縮するには約160回ハンドルを回さないと行けないのだ。(途中で数えるのもイヤになったけど)
台風の後、反時計回りに40度ぐらいアンテナが動いてしまったようです。工具を持ってよじ登り、方位をあわせ直せばおしまい。トラブル無く終われば、20分ほどで終わる作業です。
左がずれた状態で、右が正常な状態。わざわざデジカメを持って登りました。何をしているのやら。(この位置で地上から高さ10m程度。)
ここで、アクシデント発生!!
ふと同軸ケーブルを見ると。がぁ~ん、皮膜が破れているではないか。しかも、しっかりと水を吸い込んだ痕が。写真は1本だけど、よく見るともう1本も同じ状態。(ここには4本ケーブルがあって、そのうち2本がダメになってしまった。)
とりあえず、写真のようにビニールテープ類で破れた箇所を補修してみました。一応、無線機もアンテナ異常で保護回路が動くことなく送信はできるみたい。とはいえ、水を吸い込んでしまったケーブルは腐食がすすむため、近い内に要交換となってしまいました。結構エネルギーがいる作業なだけにちょっと気が重い。
こんな状態でも、とりあえず電波はそれなりに飛んだようです。一応、WW-RTTYコンテストに遊び半分で参加したところ、ヨーロッパ方向はイギリス本土、スコットランド。さらにアイスランドまで飛んいました。これなら同軸を替えなくてもイイかな?なんて気もしてしまいますが・・・
いつ作業に手を着けるか?これが最大の問題かも。気力と天候と暇が一致しなければ出来ませんので。とにかく日和がよく、風のない日が希望なんですけど。