とりあえず作ってみたブログ

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通勤時間に

091205_本

 ここのところ、沈まぬ太陽を順番に読み続けています。現在第2巻の真ん中ぐらい、ここまでは成り行きで労働組合の委員長となってしまった主人公「恩地元」の現在と過去、回想が混ざった展開。私も委員長ではなかったが、労働組合の書記長を成り行きから10期10年続ける羽目になりました。世界や立場が違えど恩地元の苦悩は痛烈に分かる物があります。組合執行部が労使の板挟みになる、悪者にされてしまう、この辺の描写はまさに私の実体験にも一致するところでもありました。
 ある航空会社の特定部分からの取材を元に再構成しているため、反論的な見方も多々あるようです。ただ、架空の企業に架空の人物、あくまでも小説であって史実ではないのです。一小説であることを忘れては行けないのでしょう。
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