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USBサウンドデバイスを試す(SE-U33GXV)

090913_onkyo

 ひょんな事から少し前に、ONKYOのUSBサウンドデバイス、SE-U33GXVを買ってしまいました。しばらく触った雑感を独断と偏見で。

・OS標準のドライバで動きます。ってことで変な相性問題のリスクはなさそう。インストールは楽々です。
・その代わりにASIOドライバなどは期待出来ないでしょうけど。
・LINE出力、少しソニーサウンド気味。薄い味付けだからエエでしょう。(音の輪郭がやや誇張されている様に思われる)
・ヘッドホン出力とLINE出力は明らかに音色が違う。ヘッドホン出力は見事なドンシャリ。音が出力できているかどうか?の目安程度に利用するのがイイかも。
・こっそり某所のスタジオ機器へつないでみました。LINE出力をハイインピーダンスで接続しないと正常に動きません。プロ用でキッチリ600Ω整合された機器への直結は御法度です。(音が完全に歪みます。3kΩ以上は必要かと)
・録音レベルがフロントのボリュームで変えられるのは便利。画面上のスライダではねぇ~。
・録音側も再生側と似たような感じと思われます。程良きソースがないため試し切れていませんが。
・フォノイコライザ内蔵だからレコードのデジタル化にも使えます。(ウチでは試せないが)
・バンドル版のデジオンでは録音できない場合があった。オンボードチップの制御アプリと相性問題があるかも。(チップはカニさんだったはず)ここは要調査です。
・LINE出力、REC・PLAYを正しく切り替えないと音が出ません・録れません。これはどうなんでしょう?不便です。

 とまぁそんなところ。あくまでも私の主観なのであしからず。

 さて、上記の通りバンドル版のデジオンで録音できない環境がありました。OS的にはちゃんと認識できていますので、代わりのアプリケーションで試してみました。

090913_編集画面

 偶然見つけた、FreeAudioEditorを使ってみました。(窓の杜の紹介はこちら)英語版しかありませんが。

・流行の画面構成。直感的なメニュー構成なので他のソフト経験があれば説明書が無くても使えると思われます。
・英語版なので日本語が表示できない部分がある(涙)
・CDライティング機能付き
・フリー版と有償版あり。フリー版はWAVファイルしか保存できない。(MP3などは読み込みのみ)
・キーボードアサインは変更できます。
・デフォルトだとSpaceキーで再生するがカーソルが波形の右端へ到達したら止まってしまう。単なるPlayではなくPlayToEndで再生する必要がある。キーアサインを書き換えて対処。
・波形の時間軸拡大・縮小もキーアサインがないので適当に設定。
・マルチトラックは出来ません。ステレオで1系統のみ。
・キーアサインは、shortcut7.8.5.datにiniファイル形式で書かれているためエディターで修正可能。ただしアクション名が連番だけなので、書き換えには注意が必要。(ファイル名の数字部分はバージョンによって違うかも)フォルダー位置はマイドキュメント内にある隠し属性のアプリケーションフォルダ。

 だらだらと1時間半ほど録音してみましたが、固まることもなく安定してました。大丈夫でしょう。重たい動きでもなさそうなので、しばらく使ってみることにします。

 長らくAudacityを使っていました。が、サンプリング周波数の変更が出来ない、ファイル挿入が出来ないなど、一部の機能に不足を感じてましたので、乗り換えることにしました。でもやっぱり日本語が文字化けするのはつらいなぁ。
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